カテゴリー:技術ニュース
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「業界天気図」2019年度見通し、3年ぶりに「悪化」――「改善」見込みは8分野、1999年度以降で最少 帝国データバンク
帝国データバンクは2019年3月8日、「業界天気図」動向調査2018~19年度見通しを発表した。 同調査は、100業界198分野を対象に、企業業績や統計データ、業界ニュースなどを元にして、今後の展望を総合的に判断。…詳細を見る -
シルクに接着性を付与する方法を発見――環境負荷の少ない簡便なプロセスで 理化学研究所
理化学研究所は2019年3月11日、クモ糸やカイコの繭糸の主成分であるシルクタンパク質を酵素処理することで、高い接着性を示すことを発見したと発表した。 濡れた岩場などにも、その足糸(そくし)を使って強力に張り付くこ…詳細を見る -
二酸化炭素を1日で10%削減する人工植物を開発――変換効率は本物の10倍
イリノイ大学の研究チームが、太陽光を用いて水と二酸化炭素から酸素と資源を人工的に生み出す「人工光合成技術」の実用化を前進させる新技術を開発した。開発技術を用いれば、本物の葉が光合成で炭水化物を生み出す10倍の変換効率で、…詳細を見る -
動作周波数200MHz/平均消費電力50μW以下のスピントロニクス不揮発マイコンを実証 東北大学
東北大学省エネルギー・スピントロニクス集積化システムセンター(CSIS)と東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センター(CIES)は2019年2月19日、スピン移行トルク型MTJ(磁気トンネル接合)とSi-CMOS技…詳細を見る -
折りたたまれた状態から展開するメカニカルデバイスを開発――アイアンマンスーツのように変形可能
ブリガム・ヤング大学(BYU)の研究チームが、様々な機能を持つデバイスを構造表面内部にコンパクトに畳み込み、必要な時に外部に大きく展開させることのできるデバイスの開発に取り組んでいる。同大は、2014年に「折り紙」技術を…詳細を見る -
木材由来のセルロースを利用して、IoTワイヤレスセンサーを開発
カナダのサイモンフレーザー大学は、スイス連邦材料試験研究所と協力して、木材由来のセルロースを利用し、環境に優しい3Dプリント可能なIoT向けワイヤレスセンサーを開発した。生体適合性のある柔軟な材料を使用することで、バイオ…詳細を見る -
月面に水の原料が豊富にある可能性――太陽風が月面に与える影響を解析
NASAのディープインパクトやカッシーニ、インドのチャンドラヤーン1号など様々な探査機によって、月に水が存在することは知られている。しかし、月で水が生成される過程はまだ分かっていない。彗星の衝突もそのひとつと考えられるが…詳細を見る -
業界最高レベルの高遮音床を開発――賃貸住宅「フォレストメゾン」に採用 住友林業など
住友林業は2019年3月7日、住友ゴム工業、マックストンと共同で賃貸住宅向けの高遮音床を開発したと発表した。業界最高レベルの高遮音を実現した床で、住友林業の賃貸住宅「フォレストメゾン」に採用する。 入居者のライフス…詳細を見る -
グラフェン技術を利用した小型で低価格な高感度センサー――食品検査からナイトビジョンまで応用
スペインのフォトニック科学研究所(ICFO)は、グラフェン技術を利用したウェアラブルセンサーをはじめとする4つの試作品を、グラフェンフラッグシップが主催する「モバイルワールドコングレス(MWC)2019」で発表した。ヘル…詳細を見る -
高いリチウムイオン伝導率を示す新たなリチウム超イオン伝導材料を開発――全固体電池の高エネルギー密度化に期待 東北大
東北大学は2019年3月6日、リチウムイオンが高速で伝導する新たなリチウム超イオン伝導材料を開発したと発表した。同材料を電解質として使用することで、全固体電池の高エネルギー密度化が期待できるという。 全固体電池は、…詳細を見る