カテゴリー:技術ニュース
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マッハ5の超音速旅行を実現する新たなセラミックコーティングを英大学が開発
イギリスのマンチェスター大学は中国の中南大学と共同で、超音速飛行で発生する高温から機体を保護し、マッハ5の超音速旅行を可能にする新たなセラミックコーティングを開発した。 この速度域での超音速飛行では、機体に接する空…詳細を見る -
物質・材料研究機構、自由に開閉できるポケットを持つナノカーボン製マイクロキューブを作製
物質・材料研究機構は2017年8月8日、各面に1つずつポケットを持つ、ナノカーボン製、マイクロサイズのキューブ状物質を作製し、そのポケットを自由に開閉することに成功したと発表した。 これまで原子/分子レベルでの構造…詳細を見る -
ギ酸で走る電気バス、試作モデルを披露――水素自動車より実用的な面も
オランダのアイントホーフェン工科大学がギ酸(蟻酸)を利用して走るバスの開発を2016年から進めている。同大学の学生チーム「Team Fast」は2017年7月6日、ギ酸を電気に変える装置を装備した小型トレーラー「REX」…詳細を見る -
既存の光ファイバーと同じ細さのマルチコア光ファイバーで毎秒118.5テラビットの伝送を実現
NTTは2017年8月8日、KDDI総合研究所、住友電気工業、フジクラ、古河電気工業、NEC、千葉工業大学と共同で、現在普及している光ファイバーと同じ細さで1本に4個のコアを持つマルチコア光ファイバーを用いて、毎秒118…詳細を見る -
リチウムイオン二次電池の正・負極内のリチウム組成変化を動作下で同時測定に成功
群馬大学理工学部の研究グループは2017年8月2日、高輝度光科学研究センター、トヨタ自動車、立命館大学、京都大学と共同で、大型放射光施設SPring-8の高輝度・高エネルギーの放射光X線を用いて、動作下にある市販のリチウ…詳細を見る -
旭化成、ポリカーボネート樹脂原料の新製法を実証プラントで検証 安全な原料で省エネを実現
旭化成は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトにおいて、ポリカーボネート樹脂(PC)原料の新製法を同社水島製造所の実証プラントで検証した結果、運転安定性と操作性を確認、連続運転1000時間以上を達…詳細を見る -
東京大学宇宙線研究所など、95%の確率でニュートリノのCP対称性が破れていると発表
東京大学宇宙線研究所(ICRR)などは2017年8月4日、95%の確率でニュートリノのCP対称性が破れていると発表した。90%の確率と示した2016年8月の結果公表から、可能性がさらに高まった。 ビッグバンでは、物…詳細を見る -
東大など、熱の波動性を利用した熱伝導の制御に成功
東京大学の野村政宏准教授らの研究グループは2017年8月5日、周期的なナノ構造を用い、熱の波動性を利用した熱伝導制御に成功したと発表した。 熱伝導現象は、原子や分子の振動を粒子とみなしたフォノンの移動によって説明さ…詳細を見る -
独研究チーム、世界記録を塗り替える0.01Hzの超狭線幅レーザーを開発
ドイツ国立理工学研究所(PTB)が、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)とコロラド大学ボルダー校の共同研究組織JILAと共同で、スペクトル線幅が10mHz(0.01Hz)という超狭線幅レーザーの発振に成功した。光原子時…詳細を見る -
NIMS、ナノスケール領域で世界最高レベルの性能を有する原子層誘電体の開発に成功
物質・材料研究機構(NIMS)は2017年8月3日、同機構の研究グループが膜厚10nm(ナノメートル)以下のナノスケール領域で、世界最高レベルの誘電率を持つ誘電体膜の開発に成功したと発表した。高誘電体として知られる層状ペ…詳細を見る