カテゴリー:化学・素材系
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大気中の二酸化炭素を直接回収する、DAC向けの多孔質部材「SUPCA」を開発 ノリタケカンパニーリミテド
ノリタケカンパニーリミテドは2024年7月8日、大気中の二酸化炭素(CO2)を直接回収する、直接空気回収技術(DAC:Direct Air Capture)向けの多孔質部材「SUPCA(サプカ)」を開発したと発表した。 …詳細を見る -
海水からリチウムを抽出する新手法を開発――バッテリーの開発を加速
米シカゴ大学分子工学科の研究チームが、海水や地下水などリチウムが希薄な鉱物資源からリチウム(Li)を効率的に抽出する、カンラン石構造リン酸鉄の理想的な粒子形態条件を発見した。大き過ぎず小さ過ぎない中間的粒子サイズを持つリ…詳細を見る -
編み目のデザインでニット生地の伸縮性や硬さが変化――数学的裏付けによってソフトロボットなどへの応用も期待
米ジョージア工科大学を中心とした研究チームは2024年6月3日、物理実験とシミュレーションを組み合わせた研究により、編み物の技術的なノウハウに対しての数学的な裏付けが明らかになったと発表した。糸の操作や編み目のデザインに…詳細を見る -
卵の殻を使ってレアアース元素を回収するサステナブルな手法を開発
ダブリン大学トリニティ・カレッジとアイルランド科学財団の共同研究チームは、卵の殻を水溶液中のレアアース回収に利用できることを発見した。環境に優しい新たなレアアース抽出法で、研究成果は『ACS Omega』誌に2024年6…詳細を見る -
コラーゲンマイクロファイバーの高速紡糸技術を開発 北大と新田ゼラチン
北海道大学は2024年7月4日、ゼラチン・コラーゲンペプチドの製造販売を手がける新田ゼラチンと共同で、コラーゲンマイクロファイバーを高速で紡糸する技術を開発したと発表した。世界初の技術で、コラーゲンマイクロファイバーの束…詳細を見る -
【7/9~7/15開催】fabcross for エンジニア おすすめ展示会・見本市、セミナー情報
エンジニアの皆さんのお仕事、キャリア形成に役立つ、展示会・見本市、セミナー情報を毎週お届けします。 ※掲載している展示会・見本市、セミナーの情報は、2024年7月8日時点のものとなります。申し込み状況は各サイトにてご確…詳細を見る -
リチウムの調達リスクを回避するための、植物由来のバッテリー材料「Lignode」
フィンランドの林産企業Stora Ensoは2024年6月5日、ナトリウムイオンバッテリーを開発するスウェーデンのAltrisと提携し、欧州における持続可能なバッテリーバリューチェーンの構築を加速する方針を発表した。 …詳細を見る -
窒素と水から常温/常圧で進行するアンモニアの連続電解合成で世界最高性能を達成 産総研ら
産業技術総合研究所(産総研)は2024年7月4日、出光興産、東京大学、大阪大学と共同で、空気中に多量に存在する窒素と水から常温/常圧で進行するアンモニアの連続電解合成で、世界最高性能を達成したことを発表した。アンモニア製…詳細を見る -
塩湖からリチウムを回収できる、持続力のある窒化炭素膜を開発
中国科学院青島生物エネルギープロセス研究所(QIBEBT)の研究チームが、塩湖水からリチウムを抽出できる、環境に優しく耐久性のある窒化炭素膜を開発した。同研究成果は2024年6月14日、「Science Advances…詳細を見る -
微生物を活用した坑廃水処理システムを開発――マンガン酸化細菌が機能 産総研と秋田県立大学
産業技術総合研究所(産総研)は2024年7月3日、秋田県立大学と共同で、マンガン(Mn)酸化細菌を活用した坑廃水処理システムをパイロットスケールで開発したと発表した。微生物の栄養となる有機物を添加せずに、廃水中のMnを9…詳細を見る