カテゴリー:化学・素材系
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電力不要で押すと光る――藻類を使った生物発光材料を開発
カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)を中心とする研究チームは、機械的ストレスに反応して発光する、柔軟で耐久性のある材料を開発した。単細胞藻類である渦鞭毛藻(うずべんもうそう)を生きたまま利用した材料だ。この材料の…詳細を見る -
使用後に植物が育つイタリア発のスマホカバー「iGreen COVER」
伊iGreenが作製したiPhoneカバー「iGreen COVER」が、2023年10月にローマで開催された見本市「Maker Faire Rome 2023」の「MakeITcircular」コンテストで第2位を受賞…詳細を見る -
レーザー加熱でごく狭い領域だけに特別な透明磁石材料を作製 東北大学
東北大学電気通信研究所の後藤太一准教授らの研究グループは2023年11月16日、レーザーを使用して、部分的に熱を加える新しい方法を発表した。この方法によって、約60マイクロメートルの磁石と光の特性に優れる「セリウム置換イ…詳細を見る -
世界初、Phantom SVD法で二酸化ゲルマニウムを4インチSiウエハ上に製膜 立命館大学、Patentix
立命館大学総合科学技術研究機構の金子健太郎教授らは2023年11月16日、Patentixと共同で、世界で初めて、Phantom SVD(ファントム局所的気相成長)法により、二酸化ゲルマニウム(GeO2)を4インチSiウ…詳細を見る -
異種金属接合技術を応用した、めっきに替わる金属被覆技術を開発 日東精工
日東精工は2023年11月14日、異種金属接合技術「AKROSE(アクローズ)」を応用した金属被覆技術「AKROSE被覆技術」(特許出願中)を発表した。AKROSEの応用で、従来のめっきでの表面被膜形成を異種金属部材の接…詳細を見る -
ISSの微小重力実験により、新たな材料を発見する研究を実施
微小重力実験により新たな材料を発見する研究が、イギリスのストラスクライド大学の研究チームによって企画され、国際宇宙ステーション(ISS)で実施された。実験では、粒子が分散する液体に振動と加熱を組み合わせて与えることで、粒…詳細を見る -
リチウム空気電池用カーボン正極の新材料を提案――高容量化とサイクル寿命の両立に成功 東北大学
東北大学は2023年11月14日、同大学材料科学高等研究所の研究チームが、リチウム空気電池用カーボン正極の新材料を提案したと発表した。次世代蓄電池の実用化に寄与することが期待される。 リチウム空気電池は、理論上のエ…詳細を見る -
分子レベルの薄さのパラジウムナノシートを開発――水素発生触媒として世界トップクラスの活性を実現 名古屋大学
名古屋大学は2023年11月14日、同大学未来材料・システム研究所の研究チームが、分子レベルの薄さのパラジウム(Pd)ナノシートを開発したと発表した。 Pdは、さまざまな触媒として用いられている貴金属だ。既存のPd…詳細を見る -
Siemens Energy、100%水素ガスを使った産業用ガスタービンの運転に成功
Siemens Energyは2023年10月13日、フランスにてHYFLEXPOWERコンソーシアムが、100%再生可能な水素ガスでのガスタービン運転に成功したと発表した。 2022年に実施された最初の試験で、す…詳細を見る -
ナトリウムイオン電池のエネルギー密度を飛躍的に向上させる、ハードカーボン負極の合成に成功 東京理科大学とNIMS
東京理科大学は2023年11月13日、物質・材料研究機構(NIMS)と共同で、ナトリウムイオン電池などのエネルギー密度を向上させることができる、ハードカーボン負極の合成に成功したと発表した。 ナトリウムイオン電池は…詳細を見る