カテゴリー:化学・素材系
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人工光合成による水素製造を目指す――ケンブリッジ大、藻類を用いた半人工的光合成の効率化に成功
ケンブリッジ大学の研究チームが、藻類を用いた半人工的な光合成を利用して、効率よく水素燃料を生産する新しい手法を考案した。太陽光を利用して水を分解し、水素と酸素を生産するもので、研究成果は、2018年9月3日の『Natur…詳細を見る -
300~450℃でも高耐久な銀焼成膜付DBA基板、三菱マテリアルが開発――熱電発電モジュール用途を想定
三菱マテリアルは2018年10月3日、300~450℃の大気中でも使用できる銀焼成膜付DBA(Direct Bonded Aluminum:アルミ回路付き高放熱セラミックス絶縁)基板を開発したと発表した。 セラミッ…詳細を見る -
理系学生へ元エンジニアが動画でアドバイス――理系就活チャージ、専攻/業界/ステップ別に制作した「就活お役立ち動画セミナー」約40本を配信開始
メイテックネクストは2018年10月3日、理系学生の就職活動に役立つ動画コンテンツ「就活お役立ち動画セミナー」の配信を開始したと発表した。同社が運営する理系新卒学生向けの就活サポートサービス「理系就活チャージ」に会員登録…詳細を見る -
東工大、3次元サンドイッチ型構造の安定した有機金属ナノクラスターを開発――触媒や機能材料への応用に期待
東京工業大学は2018年10月1日、3次元サンドイッチ型構造の安定した有機金属ナノクラスターを開発したと発表した。 サンドイッチ鎖体は、平行に配置された2つの環状飽和炭化水素間に金属原子が挟み込まれた化合物の総称だ…詳細を見る -
東レ、樹脂化を大幅に進めたEVコンセプトカー「I toP」を発表――強度・剛性を保ちつつ車両の47%を樹脂化
東レ・カーボンマジックは2018年9月28日、新素材「しなやかなタフポリマー」などを使って樹脂化率を飛躍的に高めた電気自動車コンセプトカー「I toP」(Iron to Polymer、アイトップ)を発表した。科学技術振…詳細を見る -
OIST、商業化に向けた新たなペロブスカイト太陽電池を開発
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2018年9月27日、自然界に存在するペロブスカイトの結晶構造を模倣した材料や化合物を用いた太陽電池を開発したと発表した。 太陽電池の商業化には、太陽光の電気への変換率が高いこと…詳細を見る -
東レ、しなやかなタフポリマー技術を開発――炭素繊維強化プラスチックの耐疲労特性が約3倍に
東レは2018年9月28日、環動ポリマー構造を炭素繊維強化プラスチック(CFRP)に導入する「しなやかなタフポリマー」作製技術を確立したと発表した。 CFRPは、高い強度と剛性を持つことから、航空機や自動車などの構…詳細を見る -
小さい粒子をブロックして大きい粒子を通す――通常と逆に機能する液体フィルターを開発
米ペンシルベニア州立大学の研究チームは、小さい粒子を通さず大きな粒子を通し、生物の細胞膜のような構造を持つ自己修復可能な液体ベースの膜を開発した。排水処理や医療分野における利用が見込まれるもので、研究成果は2018年8月…詳細を見る -
JFEスチール、塗装塗り替えまでの期間を2倍以上に延長できる鋼板「EXPAL」を開発
JFEスチールは2018年9月26日、塗装後の耐食性を高める塗装寿命延長鋼板「EXPAL」を開発したと発表した。沿岸域など、厳しい腐食環境下で利用する橋梁・建機・産機などの塗装の塗り替えまでの期間を普通鋼の2倍以上に延長…詳細を見る -
5種類以上の金属元素を自在に配合、多元合金ナノ粒子の合成手法を開発
東京工業大学と科学技術振興機構(JST)は2018年9月24日、極微小な粒径1nm程度のナノ粒子の中に5種類以上の金属元素を自在に配合できる「アトムハイブリッド法」を開発したと発表した。同手法を用いて、5~6種類の金属を…詳細を見る