カテゴリー:化学・素材系
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液漏れ/発火/破裂フリーで2倍長持ちする蓄電池の実現を目指して――室温で酸化物全固体リチウム電池用正極の作製に成功
豊橋技術科学大学は2018年9月6日、エアロゾル・デポジション(AD)法を用いてガーネット型酸化物固体電解質上にバナジウム酸リチウム(LVO)正極を常温で作製することに成功したと発表した。今回の成果は、高い安全性と化学的…詳細を見る -
次世代太陽電池材料の開発に期待――阪大、2段階の熱処理で高品質のビスマス系薄膜の作製に成功
大阪大学は2018年9月6日、価格、低毒性、安定性に優れた硫化ビスマスの成膜プロセスを開発し、高性能光応答素子の作製に成功したと発表した。次世代太陽電池材料開発への寄与が期待できるという。 実用化されている太陽電池…詳細を見る -
太陽の可視光を吸収して水分解する窒化タンタル光触媒を開発――人工光合成などの効率向上に貢献 NEDOなど
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2018年9月4日、人工光合成化学プロセス技術研究組合などと共同で、可視光領域で水を分解する窒化タンタル光触媒の開発に成功したと発表した。可視光領域の波長600nm近辺は太…詳細を見る -
薄くて高強度なポリプロピレン系多孔質フィルムを開発――省エネ、省資源に貢献 三菱ケミカル
三菱ケミカルは2018年9月4日、ポリプロピレン(PP)系多孔質フィルムの空孔径、空孔率、空孔分布などの構造因子を材料設計とプロセス設計に落とし込み、空孔構造を精密に制御することで、薄く高強度なポリプロピレン系多孔質フィ…詳細を見る -
水の動的異常性は、液体の正四面体構造形成に起因――東大が従来のガラス転移説を覆す
東京大学は2018年9月4日、これまで特異なガラス転移現象として説明されてきた「水の動的異常性」が実はガラス転移とは無関係で、液体の正四面体構造形成に起因していることを突き止めたと発表した。さらに、シリカや金属ガラスにお…詳細を見る -
燃料電池などに使う電解質薄膜の耐久性を5倍以上に向上――出力向上や小型化にも目途
科学技術振興機構(JST)は2018年9月4日、燃料電池などに使用する電解質薄膜の研究にAGCが取り組み、機械的な耐久性(乾湿サイクル耐久性)を従来比で5倍以上に向上した薄膜の開発に成功したと発表した。 今回開発し…詳細を見る -
車載部品の実装信頼性が向上――パナソニック、耐熱性と流動性に優れた二次実装アンダーフィル材を開発
パナソニックのオートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は2018年9月3日、耐熱性および流動性に優れた車載部品向け「高耐熱性 二次実装アンダーフィル材 CV5794シリーズ」を製品化し、2018年10月から量産開始…詳細を見る -
田中貴金属、銀ナノインクを用いた70℃の低温焼結技術と銀メタル全面フィルム形成技術を開発――ディスプレイの薄型化、フレキシブル化、高画質化に期待
田中貴金属工業は2018年8月31日、銀ナノインクを使用した70℃の低温焼結技術と、エッチングプロセス対応の銀メタル全面フィルム形成技術を開発したと発表した。 銀ナノ粒子を焼き固める銀ナノインク焼結は従来、150℃…詳細を見る -
炭素繊維の成形で生じる廃棄物を2~6%低減――イリス、コンポジテンスの複合材料加工システムの販売を本格化
産業機器輸入商社のイリスは2018年8月28日、独コンポジテンス(Compositence)の複合材料加工システムの販売を本格化すると発表した。 航空宇宙産業や自動車産業では、軽量化や組み立て作業工数の削減のため、…詳細を見る -
東京農工大、優れた正孔輸送特性を有するポリチオフェン系有機半導体材料を開発
東京農工大学は2018年8月31日、ポリ3-ヘキシルチオフェン(P3HT)とポリスチレン(PSt)からなるブロック共重合体が、高い正孔移動度を有することを発見したと発表した。 有機半導体材料は、軽量、フレキシブル、…詳細を見る