カテゴリー:化学・素材系
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引っ張ると付着力が大幅に減少するゴムシート――スポーツ用品のグリップなどへの応用に期待
産業技術総合研究所は2018年2月19日、引っ張ることで簡単に付着力を変化させられるゴムシートを開発したと発表した。新感覚のスポーツ用品のグリップ、高精度なロボットハンドなどへの応用が期待されるという。 同研究所に…詳細を見る -
光をあてる方向によりさまざまな形に変化する有機結晶――大阪市立大などが発見
大阪市立大学は2018年2月19日、カリフォルニア大学との共同研究グループが、光をあてる方向を変えるとさまざまな形状に変化する結晶を発見したと発表した。 光の刺激によって駆動するフォトメカニカル材料は、非接触で遠隔…詳細を見る -
日立と東北大、燃えにくい新規電解質を用いた安全なリチウムイオン二次電池の試作に成功――釘刺し試験において不燃を実証
日立製作所と東北大学は2018年2月16日、燃えにくい新規電解質を用いた高安全なリチウムイオン二次電池(LIB)の試作に成功し、電池安全性試験法の一つである釘刺し試験において不燃性を実証したと発表した。 LIBはス…詳細を見る -
安定性の高い有機薄膜トランジスタの開発に成功――大型のフレキシブルデバイス製造に有望
米ジョージア工科大学電気電子工学科 Bernet Kippelen教授のグループは、フルオロポリマー(フッ素重合体)と2種類の金属酸化物層からなるナノラミネートから構成されるゲート誘電体を開発したと発表した。この新たなゲ…詳細を見る -
炭素繊維とCNTを複合化――東邦テナックス、高弾性・高耐衝撃性プリプレグを開発
帝人グループで炭素繊維・複合材料事業を展開する東邦テナックスは2018年2月15日、同社が航空宇宙用途向けに展開する高強度・高弾性率の炭素繊維と、カーボンナノチューブ(CNT)との複合により、高い弾性率と耐衝撃性を両立す…詳細を見る -
東大ら、磁性イオンがハニカム格子をなすイリジウム化合物がスピン-軌道量子液体であることを発見
東京大学は2018年2月15日、独マックスプランク研究所との国際共同研究により、磁性イオンがハニカム(蜂の巣)格子をなすイリジウム化合物H3LiIr2O6がスピン-軌道量子液体であることを発見したと発表した。今回の成果は…詳細を見る -
JIS準拠のアルミ合金「ADC12」の造形レシピを開発――金属3Dプリンターの国内活用を促す一歩に
白銅、東京理科大、キヤノンマーケティングジャパンは2018年2月13日、日本で広く利用されているJIS規格準拠のアルミダイキャスト合金「ADC12」の金属3Dプリンター用造形レシピを開発したと発表した。 ADC12…詳細を見る -
産総研、より実用的な光硬化性接着剤を開発――無色透明、十分な接着強度、室温で液体
産業技術総合研究所(産総研)は2018年2月13日、接着と脱着を制御可能で、繰り返し使える光硬化性接着剤を開発したと発表した。 この接着剤は光照射による硬化と、加熱による液化を繰り返す。枝分れした構造の糖アルコール…詳細を見る -
高機能グラフェンナノデバイス開発に貢献――3層グラフェンにおける積層パターンの作り分けに成功
東北大学は2018年2月9日、名古屋大学と共同で、グラフェンが3枚積層した3層グラフェンにおいて、2種類存在する積層パターンの作り分けに成功したと発表した。 グラフェンは炭素原子が蜂の巣状に結合したシートで、その中…詳細を見る -
尺取り虫のように歩いたり、高速で走ったりするロボット結晶を開発 早大と東工大
早稲田大学は2018年2月7日、東京工業大学との研究グループが、加熱・冷却すると尺取り虫のように歩いたり、高速で走ったりする「ロボット結晶」を開発したと発表した。 分子マシンは、熱や光により回転・伸縮する分子だが、…詳細を見る