カテゴリー:化学・素材系
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東工大と熊本大、ナノグラフェンの水溶化と分子膜作製に成功――ミセルを分子コンテナにして輸送
東京工業大学と熊本大学は2016年10月31日、ミセル型カプセルを利用した「分子コンテナ法」を開発し、難溶性のナノグラフェン分子の水溶化と、基板上への高配向組織化膜の作製に成功したと発表した。 グラフェンの中でも、…詳細を見る -
折り曲げられるスマートフォンも――原子サイズの生分解性新材料を開発
生分解性素材を使い、極めて薄く、曲がるスマートフォンが作れるほど柔軟な新材料が、オーストラリア国立大学(ANU)で開発された。 この新材料は、原子1~数個分の厚さの単結晶ペンタセンの層と、原子1個分の厚さの二セレン…詳細を見る -
NIMS、電気信号で駆動させる単結晶ダイヤモンドセルフセンシングMEMSチップを開発
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年10月30日、室温で世界最高レベルの高品質因子(Q値) を持つダイヤモンドカンチレバーおよび電気信号による駆動と、センシングを一体化した単結晶ダイヤモンドMEMSセンサーチップの…詳細を見る -
中部大学、炎の中で酸化と逆の還元反応を起こす技術を開発――機能性材料の合成に応用
中部大学は2018年10月29日、炎の中で酸化と逆の還元反応を発生させる技術を開発したと発表した。さらにこの技術を用いて、三商と共同で、通常より酸素の少ない低次酸化チタンの合成技術を開発した。 今回開発した技術は、…詳細を見る -
群馬大と大阪府大、電解液系電極材料の発熱メカニズムを解明
群馬大学は2018年10月26日、大阪府立大学と共同で、電解液系リチウム電池用電極材料の熱安定性評価技術を確立し、その発熱反応のメカニズムを解明したと発表した。 近年、リチウムイオン二次電池は、大型化や高エネルギー…詳細を見る -
東北大ら、無欠陥シリコンナノピラー構造の作製に成功――あらゆる材料表面の濡れ性を自在に制御
東北大学、材料科学高等研究所(AIMR)、流体科学研究所(IFS)は2018年10月26日、均一で高密度な間隔制御された無欠陥シリコンナノピラー構造を作製することに成功したと発表した。この成果により、あらゆる材料表面の濡…詳細を見る -
汚染された水を飲料水へ――液体金属ガリウムを利用して、重金属を除去する安価なフィルターを作製
ニューサウスウェールズ大学(UNSW)とロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)の研究チームが、重金属に汚染された水を安全な飲料水に変えるフィルターを作製する、画期的で安価な方法を考案した。液体金属ガリウムを反応媒体として…詳細を見る -
筑波大、プラスチック上にSiGe薄膜の合成に成功――フレキシブルな熱電変換素子の開発に道筋
筑波大学は2018年10月24日、プラスチック基板上にシリコンゲルマニウム(SiGe)結晶層を直接合成することに成功したと発表した。 IoTが広まり、無線センサーネットワークの重要性が高まっている。その電源として注…詳細を見る -
極端紫外線レーザーにより熱影響が極めて少ない合成石英の加工に成功――産総研、東大、早大など
産業技術総合研究所(産総研)、東京大学、早稲田大学などの研究グループは2018年10月23日、極端紫外線フェムト秒レーザーによる、合成石英への極めて熱影響の少ないレーザー加工に成功したと発表した。 近年、そのデジタ…詳細を見る -
自然界のように太陽光を利用する――立体折り紙構造を備えた太陽光蒸気発生器
太陽光エネルギーを使って海水から真水を作る太陽光蒸気発生技術は、地球規模の水不足とエネルギー不足という課題に応える、環境に優しくエネルギー効率の高い技術として有望なものといえる。 海水淡水化プラントを多数保有するサ…詳細を見る