カテゴリー:化学・素材系
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超分子錯体の会合比の新しい決定法を発見 東京大学
東京大学は2023年12月21日、同大学大学院理学系研究科の研究グループが、超分子錯体の会合比の新しい決定法を発見したと発表した。この問題は1920年代に解決したと思われていたが、近年、信頼できる解法がないことがわかり、…詳細を見る -
MIT、飲み込んで体内でバイタルサインを記録するデバイスを開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)を中心とする研究チームは、体内から心拍数や呼吸数などのバイタルサインをモニタリングできる、カプセル型デバイス「バイタルモニタリング錠剤(VM Pill)」を開発した。睡眠時無呼吸障害の診…詳細を見る -
真空蒸着プロセスに使用できるフラーレン誘導体を用いて、耐久性が高いペロブスカイト太陽電池を作製 名古屋大学
名古屋大学は2023年12月20日、同大学大学院工学研究科と未来社会創造機構マテリアルイノベーション研究所の研究グループが、真空蒸着プロセスに使用でき、形態的に安定な蒸着膜を与えるフラーレン誘導体を開発し、これを電子輸送…詳細を見る -
ルリツグミの羽の青い構造色を再現する方法を開発
チューリッヒ工科大学の研究チームが、北アメリカ東部原産の鳥であるルリツグミの青い羽の素材を実験室で再現した。同素材の微細構造は二次電池やフィルターにも有用だという。 同研究成果は2023年10月26日、「Natur…詳細を見る -
アメリカの塩湖でリチウム鉱床を発見――EV3億7500万台分以上の充電池に相当
米エネルギー省(DOE)は、2023年11月28日、カリフォルニア州ソルトン湖地域に豊富なリチウム資源が存在するという、DOE所管のローレンス・バークレー国立研究所が実施した分析の結果を発表した。 分析結果によると…詳細を見る -
遺伝する記憶――細菌が「記憶」を数世代受け継ぐ仕組みを発見
細菌は脳や神経系を持たないが、その体験から記憶のようなものを作り、数世代にわたって受け継いでいることが明らかとなった。テキサス大学オースティン校の研究チームによると、この記憶の分子的基盤は、細胞内の鉄の濃度だという。今回…詳細を見る -
光電気化学的水分解水素製造に向けて、酸化亜鉛ナノパゴダアレイ光電極を開発 豊橋技術科学大学とエジプト石油研究所
豊橋技術科学大学は2023年12月18日、同大学機能性材料科学研究室とエジプト石油研究所の研究チームが、高い電気化学特性を持つ酸化亜鉛ナノパゴダアレイ光電極を開発したと発表した。 水素製造技術の1つとして、太陽光を…詳細を見る -
メタンハイドレート開発の開発コンセプトに関する評価モデルを開発 東京大、日本メタンハイドレート調査
東京大学大学院新領域創成科学研究科の稗方和夫教授らの研究グループは2023年12月14日、日本メタンハイドレート調査と共同で、メタンハイドレート開発の商業的価値を評価し、俯瞰的に技術システムを検討できる評価モデルを発表し…詳細を見る -
168個のブロックを組み上げて大きな3Dプリント植木鉢を作る
幾何学っぽいデザインの植木鉢が好きなのですが、大きいサイズだとなかなか見つかりません。以前3Dプリンターで小さな植木鉢を作ったこともあり、「ないなら3Dプリンターで観葉植物用の大きい植木鉢を作ろう!」と思い立ちました。で…詳細を見る -
ラボスケールでマイクロ波を用いた鉄鉱石から鉄への還元に成功 マイクロ波化学
マイクロ波化学は2023年12月13日、ラボスケールでマイクロ波を用いた鉄鉱石から鉄への還元に成功したことを発表した。開発した技術は、水素やバイオマスなどを用いた還元にも適用でき、鉄鋼業界におけるカーボンニュートラル実現…詳細を見る