カテゴリー:化学・素材系
-
CO2からメタノールを高効率に製造する実証に向け、パイロット設備を新設 住友化学
住友化学は2023年12月12日、愛媛県新居浜市の愛媛工場に、CO2からメタノールを高効率に製造する実証に向けたパイロット設備を新設し、運転を開始したことを発表した。実証は2028年までに完了し、30年代の事業化と他社へ…詳細を見る -
撥水性の高い表面を作るメカニズムを解明
私達の身の回りでは、水と固体表面は相互作用しており、調理や輸送、光学などさまざまな場面で影響を与えている。水がどのように固体表面から滑り落ちるのか、またはどのように表面に付着したままでいるのかを解明できれば、家庭用技術や…詳細を見る -
骨折した部分を固定して治癒する、生分解性インプラントを開発
骨折治療は、正しく治癒せず治療後に合併症が生じる場合がある。場合によっては再手術や長期入院が必要になり、患者への負担だけでなく医療資源上も問題となる。 ドイツでは、年間で約80万件実施される骨折治療のうち、10%程…詳細を見る -
半導体工場での仕事内容や転職成功の秘訣。作業環境やスケジュールなどをご紹介
現代テクノロジーの最先端を行く半導体工場での仕事は、やりがいがある上に高待遇も期待できる仕事です。そうした魅力に惹かれて求人に応募する人もいるかもしれませんが、ただ漠然と転職しても、あなたのキャリアアップにつながるわけで…詳細を見る -
再生医療や皮膚試験への応用が期待できる、毛包を持つ皮膚組織の3Dプリント技術
米レンセラー工科大学を中心とする研究チームが、3Dプリントを使用して、培養したヒトの皮膚組織に毛包を作り出すことに成功した。同研究成果は2023年10月13日、「Science Advances」に掲載された。同皮膚技術…詳細を見る -
圧力によるガラス相転移の仕組み解明 相変化メモリの高度化に期待 筑波大など
筑波大学は2023年12月7日、理化学研究所などとの研究グループが、大型放射光施設SPring-8の測定装置などを使って、圧力の変化でガラスの性質が大きく変化する相転移という現象の仕組みを解明したと発表した。相変化メモリ…詳細を見る -
再生可能エネルギーの導入率、2022年に50%に向上――欧州委員会が報告書を発表
欧州委員会は2023年10月25日、クリーンエネルギー技術の競争力に関する報告書を発表した。要旨として、EUはクリーンエネルギー研究のリーダーであり続ける一方で、特定の技術については輸入への依存傾向が強まっていると報じた…詳細を見る -
有機物と無機物は何が違う?それぞれの物質例や特徴、見分け方を簡単に解説
世の中にはさまざまな物質が存在しています。しかし、大きく分けると有機物と無機物の2種類しかありません。有機物と無機物の違いはなんとなく分かるものの、「厳密にどう違うのか?」と質問されたら、説明に困ってしまう人も多いのでは…詳細を見る -
地球温暖化を防止する建物外壁材――高い反射率と熱放射率を持つセラミック材料を開発
香港城市大学の研究チームが、高い日射反射率を有する受動的放射冷却(Passive Radiative Cooling:PRC)セラミック材料を開発した。酸化アルミニウム(Al2O3)粒子が分散した多孔質構造のセラミック材…詳細を見る -
MIT、輻射熱のない可視光だけで水が蒸発する現象を確認――光分子効果
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、赤外線のような輻射熱効果を持たない可視光線でも、特定の条件下で水の蒸発をもたらすことを実験的に確認し、フォトンが水の表面から水分子クラスターを解放する、「光分子効果」によ…詳細を見る