カテゴリー:電気・電子系
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阪大、透明な熱電材料の作製技術を開発――安価で無毒、熱電変換出力は従来の3倍
大阪大学は2018年10月31日、ZnOナノワイヤを薄膜中に導入することで、材料の透明性を維持したまま、熱電変換出力因子を3倍増大し、かつ熱伝導率を低減することに成功したと発表した。一般的なガラス・透明デバイスに貼り付け…詳細を見る -
群馬大と大阪府大、電解液系電極材料の発熱メカニズムを解明
群馬大学は2018年10月26日、大阪府立大学と共同で、電解液系リチウム電池用電極材料の熱安定性評価技術を確立し、その発熱反応のメカニズムを解明したと発表した。 近年、リチウムイオン二次電池は、大型化や高エネルギー…詳細を見る -
「シュレーディンガーの猫」を拡張すると、量子論自体が矛盾するという思考実験
スイスのチューリッヒ工科大学の研究チームは、有名な思考実験「シュレーディンガーの猫」をさらに拡張した思考実験について発表した。自己参照型のシステムに量子論を適用すると、結果が矛盾する場合があるという。研究結果は2018年…詳細を見る -
筑波大、プラスチック上にSiGe薄膜の合成に成功――フレキシブルな熱電変換素子の開発に道筋
筑波大学は2018年10月24日、プラスチック基板上にシリコンゲルマニウム(SiGe)結晶層を直接合成することに成功したと発表した。 IoTが広まり、無線センサーネットワークの重要性が高まっている。その電源として注…詳細を見る -
日立金属、アモルファス金属を使った高効率なモーター鉄心構造を開発――試作品はモーター効率97.2%に
日立金属は2018年10月24日、アモルファス金属「Metglas」を部分的に採用することで高効率化を図ったモーター鉄心構造を開発したと発表した。 同社が開発したモーター鉄心構造は、せん断加工したMetglasを鉄…詳細を見る -
LEXUS、中型セダン「ES」新型を日本初販売――世界初のデジタルアウターミラー、GA-Kプラットフォームを採用
LEXUSは2018年10月24日、中型セダン「ES」の新型「ES300h」「ES300h“version L”」「ES300h“F SPORT”」を発売したと発表した。ESとしては7代目に当たり、ESが日本で販売される…詳細を見る -
極端紫外線レーザーにより熱影響が極めて少ない合成石英の加工に成功――産総研、東大、早大など
産業技術総合研究所(産総研)、東京大学、早稲田大学などの研究グループは2018年10月23日、極端紫外線フェムト秒レーザーによる、合成石英への極めて熱影響の少ないレーザー加工に成功したと発表した。 近年、そのデジタ…詳細を見る -
ソニー、1つのMIPI入力ポートに複数台接続可能なCMOSイメージセンサー「IMX418」発表
ソニーは2018年10月22日、1つのMIPI入力ポートに複数台接続可能な、センシング向けグローバルシャッター機能搭載CMOSイメージセンサー「IMX418」を発表した。 IMX418は、同一配線上に接続された複数…詳細を見る -
コンタクトレンズ方式の持続型血糖モニタリング装置に期待――名大ら、世界最小クラスの発電センシング一体型血糖センサーを開発
科学技術振興機構(JST)は2018年10月17日、同機構らの支援のもと名古屋大学の研究グループが世界最小クラスの発電センシング一体型血糖センサーを新たに開発したと発表した。発電とセンシングを同時に行えるため、外部からの…詳細を見る -
電子スピンで情報を伝達――酸化鉄を使って情報を超高速で伝達するマグノンスピントロニクス
コンピューターシステムにおいて、電流から生じる熱(ジュール熱)は極めて大きな問題だが、独マインツ大学は、錆の主成分である反強磁性酸化鉄が、この問題を解決するための有望な材料であることを明らかにした。 電子機器の発熱…詳細を見る