カテゴリー:電気・電子系
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測定誤差の相関の測定に成功――量子力学の物理量の関係解明に一歩前進
広島大学は2018年12月28日、光子の相補的な2種類の偏光の同時測定において、測定誤差を生じさせる測定装置の間違いが両方とも起こるか、あるいはどちらか一方のみ起こるかの傾向の強さを表す量(測定誤差の相関)の測定に、同大…詳細を見る -
シリコン半導体に置き換わる新デバイスーー集積度の限界を超える「金属-空気トランジスタ」
オーストラリアのRMIT大学の研究チームは、現在のシリコンベースのトランジスタに替わる新しいデバイスとして、電界放出型「金属-空気トランジスタ」を開発した。集積度の限界に近づきつつあるトランジスタ技術をあと20年は延ばせ…詳細を見る -
電子回路を着る――グラフェンパターンをコーティングした「スマート繊維」
イギリスのエクセター大学を中心とした国際研究チームが、繊維産業で一般的に使用されているポリプロピレン(PP)繊維に、グラフェンをコーティングする技術を考案した。この「スマート繊維」を布地に織り込むことで、軽量かつ柔軟で耐…詳細を見る -
コンピューターの発熱問題を解決する超伝導スピントロニクス材料
ドイツのコンスタンツ大学の研究チームは、次世代コンピューターのデバイス材料として注目されている超伝導スピントロニクス材料中のスピン構成について、理論モデルと実験結果を発表した。研究成果は2018年11月7日の『Natur…詳細を見る -
電気を通す絶縁体――超高速電子デバイスを実現する新しい材料構造を発見
米ウィスコンシン-マディソン大学の研究チームは、絶縁体でありながら電気は通すという相反する特性を、相転移によって示す新しい材料を作製した。原子構造の変化を伴わないため、相転移に必要な時間は電気伝導性を担う電子の動きが支配…詳細を見る -
災害対応ロボット用油圧アクチュエータを開発――電気モーターよりもタフで油圧アクチュエータよりも繊細に動作 東工大など
東京工業大学は2018年12月26日、岡山大学、立命館大学、JPN、ブリヂストン、KYBと共同で、災害現場など厳しい環境でも動作する油圧駆動型ロボット用アクチュエータを開発したと発表した。 [caption id=…詳細を見る -
リコー、高速/低消費電力なGBDTモデル学習回路アーキテクチャを開発――AIモデルの学習を26倍高速化、電力効率を90倍に
リコーは2018年12月26日、機械学習の一手法であるGBDTモデルの学習を高速化/低消費電力化する回路アーキテクチャを開発したと発表した。 GBDT(勾配ブースティング決定木)は、人工知能(AI)の学習方法である…詳細を見る -
高速な磁壁移動を電界効果で制御することに成功――磁気メモリーデバイスの高性能化に道 東京大学など
東京大学、電気通信大学、日本原子力研究開発機構(JAEA)は2018年12月22日、絶縁体を介して磁石に電圧を加える「電界効果」という手法を用いて、秒速100メートルを超える高速な磁気の壁(磁壁: N極とS極の境界)の運…詳細を見る -
タトゥーのように電子回路を貼る――肌に密着するフレキシブルな電子スキン
人間の肌は、圧力、温度その他周囲の環境を感じ取るための敏感な神経細胞を有している。ロボットや人工器官でこれらの能力を実現すべく、科学者達は電子スキンの開発に挑んでいる。これまでに、皮膚に電子回路を直接プリントする方法や、…詳細を見る -
結晶シリコン系太陽電池の新材料、酸化チタン薄膜のヘテロ界面の構造を解明――高効率化に期待 名古屋大
名古屋大学は2018年12月20日、同大大学院の山本剛久教授と宇佐美徳隆教授らの研究グループが、高いパッシベーション性能を示す酸化チタン極薄膜を開発し、それと結晶シリコンとのヘテロ界面の電子構造を原子レベルで明らかにした…詳細を見る