カテゴリー:エンジニア分野別
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セレン化スズに外部圧力を加えると熱電性能が2倍以上に増大――圧力による電子バレーの制御により熱電性能の向上に成功 阪大ら
大阪大学は2019年6月7日、東京大学との共同研究において、高性能熱電材料であるセレン化スズに外部圧力を加えることで、室温を含む幅広い温度範囲で、熱電性能が2倍以上に増大することを発見したと発表した。 熱電変換技術…詳細を見る -
自動車用アルミ合金の高品質レーザー溶接技術を開発――車体の軽量化による燃費向上に貢献 古河電工
古河電気工業は2019年6月7日、自動車用アルミニウム合金の高品質ファイバーレーザー溶接技術を開発した。同技術により、自動車用車体の軽量化による燃費向上、CO2排出量削減に貢献する。 近年、自動車の車体軽量化の要求…詳細を見る -
160年前からの数学界の難問「リーマン予想」の証明に至るアプローチ
米エモリー大学の日系数学者Ken Ono教授の研究チームが、数多の数学者が挑み、挫折してきた、「リーマン予想」の証明に対する明解なアプローチを提案した。数学界における最大の未解決問題のひとつに対して、約90年前に提案され…詳細を見る -
NASAの木星探査機「Juno」、木星の磁場の変化を発見
NASAが2011年に打ち上げた木星探査機「ジュノー」は、2016年7月に木星圏に到達、巨大なガス惑星の軌道を周回しながら観測を続けている。そのジュノーのミッションを管理するNASAジェット推進研究所(JPL)は2019…詳細を見る -
ダイハツ、新開発手法「DNGA」に基づく新技術を公表――2019年7月発売の新型タントから順次、日本や新興国への展開を予定
ダイハツ工業は2019年6月6日、新世代のクルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」に基づく新技術を発表した。この新技術は、2019年7月にDNGA第1弾となる新型タント…詳細を見る -
化学反応前後の物性値では予測できない高分子溶液の流動を発見――分子を診る反応系流体力学の創出に前進 東京農工大など
東京農工大学は2019年6月6日、日本大学と共同で、化学反応前後の流体の物性値だけでは予測できない、高分子溶液の流動があることを発見したと発表した。 化学反応を伴う気体や液体の流動である「反応流」は、工業分野や環境…詳細を見る -
有機ELの新たな発光機構を発見――三重項励起子を低電圧で選択的に形成 理研と東大ら
理化学研究所(理研)は2019年6月6日、東京大学らとの国際共同研究グループが有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)デバイスにおいて重要な役割を担う三重項励起子を低電圧で選択的に形成する新たな機構を発見したと発表した。…詳細を見る -
ハイパースペクトルカメラ向け「InGaAsエリアイメージセンサー」を開発――波長2.55µmの近赤外光までエリア検出可能 浜松ホトニクス
浜松ホトニクスは2019年6月6日、長年培った化合物光半導体の製造技術により、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、ヒ素(As)を材料とするエリアイメージセンサーとしては世界最長となる、波長2.55µmの近赤外光まで検出…詳細を見る -
スーパーコンピューターを使い、スピンゼーベック効果による熱電発電向け新材料を発見
自動車ではエネルギーの約60%が熱として失われているため、排熱を利用する熱電発電は自動車業界において活発な研究分野のひとつだ。しかし、熱を電気に変換するコストは、電気を直接生成するよりも高くなることが証明されている。そこ…詳細を見る -
消費電力を64%削減した無線基地局向け高効率パワーアンプを開発――5G基地局の低消費電力化に貢献 東芝
東芝は2019年6月5日、消費電力を従来から64%削減した無線基地局向け高効率パワーアンプを開発したと発表した。 無線基地局向けパワーアンプは、携帯電話などの端末に送信される無線信号を増幅する装置で、消費電力が大き…詳細を見る