カテゴリー:エンジニア分野別
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原子力機構ら、角運動量の温度変化を観測できる汎用性の高い角運動量測定装置を開発――高速磁気デバイスの材料探索に貢献
日本原子力研究開発機構(原子力機構)と理化学研究所(理研)は2018年8月31日、磁気の原因となる電子の回転運動(角運動量)を観測する高速回転装置を開発したと発表した。 磁石の磁気は、内部の電子の自転や公転による角…詳細を見る -
田中貴金属、銀ナノインクを用いた70℃の低温焼結技術と銀メタル全面フィルム形成技術を開発――ディスプレイの薄型化、フレキシブル化、高画質化に期待
田中貴金属工業は2018年8月31日、銀ナノインクを使用した70℃の低温焼結技術と、エッチングプロセス対応の銀メタル全面フィルム形成技術を開発したと発表した。 銀ナノ粒子を焼き固める銀ナノインク焼結は従来、150℃…詳細を見る -
炭素繊維の成形で生じる廃棄物を2~6%低減――イリス、コンポジテンスの複合材料加工システムの販売を本格化
産業機器輸入商社のイリスは2018年8月28日、独コンポジテンス(Compositence)の複合材料加工システムの販売を本格化すると発表した。 航空宇宙産業や自動車産業では、軽量化や組み立て作業工数の削減のため、…詳細を見る -
東京農工大、優れた正孔輸送特性を有するポリチオフェン系有機半導体材料を開発
東京農工大学は2018年8月31日、ポリ3-ヘキシルチオフェン(P3HT)とポリスチレン(PSt)からなるブロック共重合体が、高い正孔移動度を有することを発見したと発表した。 有機半導体材料は、軽量、フレキシブル、…詳細を見る -
ハーバード大、電力グリッド向けに新しい液体電池を開発
ハーバード大学の研究チームが、安価で安全なキノン系有機分子を用いた新しいレドックス・フロー電池(RFB:Redox Flow Battery)を開発した。現在RFBとして実用化されているバナジウム系よりも長時間の充放電サ…詳細を見る -
空飛ぶ車「CityHawk」、有人飛行に向け本格的な開発へ
イスラエルのUrban Aeronauticsは2018年7月23日(現地時間)、eVTOLフライングカー「CityHawk」の本格的な開発の開始を発表した。翼のないユニークな形状と6自由度の自在な飛行を特徴とする。Ur…詳細を見る -
トヨタ、LEXUSからマイナーチェンジした新型「RC」を世界初公開――空力性能やタイヤ、サスペンションなどの主要部品を改良
トヨタ自動車は2018年8月30日、LEXUSからマイナーチェンジしたスポーツクーペ「RC」を世界初公開したと発表した。新型RCはフラッグシップクーペの「LC」で培った新世代LEXUSのデザイン/走りを継承し、より魅力的…詳細を見る -
三菱重工、MET過給機に小型軽量/高効率の新モデル「MET-MBII」「MET-ER」を投入
三菱重工グループの三菱重工マリンマシナリは2018年8月30日、ディーゼルエンジン用過給機である、MET過給機の新モデル「MET-MBII」「MET-ER」を開発したと発表した。 主に大型の2ストローク舶用推進ディ…詳細を見る -
リコーインダストリアルソリューションズ、2軸駆動の新型MEMSを採用したスペックル低減モジュールを開発
リコーインダストリアルソリューションズは2018年8月30日、プロジェクター業界向けに、独自に開発した2軸駆動のMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)を採用したスペックル低減モジュー…詳細を見る -
UCLAなど、3Dプリンタを使って光の速度で認識するディープニューラルネットワークを作成
カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究チームは、3Dプリンタと光の回折を利用したディープニューラルネットワークを開発した。医療技術、ロボット工学、セキュリティなどの分野でデータ、画像を高速に分類できる。研究成果は2018…詳細を見る