カテゴリー:制御・IT系
-
耐久性に優れた半導体デジタル温湿度センサーを発売 ミネベアミツミ
ミネベアミツミは2021年7月2日、独自開発の感湿膜(センシングポリマー)を用い、高耐久性の半導体デジタル温湿度センサー「MW3827」を発売したと発表した。 新開発のセンサーは、自社開発の感湿膜で電極を覆うことで…詳細を見る -
重なり合う層の向きを変化させて材料から放出される光の強度と色を制御する新手法――単層だけでなくバルク状でも可能に
積層された薄膜同士の重なる向き(ツイスト角)を変化させることで、材料の光学特性を室温でも調整できる新しい手法が発見された。この研究は、米マサチューセッツ工科大学(MIT)とシンガポールの共同研究機関であるSingapor…詳細を見る -
水中の有害物質などを検知してARディスプレイで警告表示する潜水用ゴーグル――武器弾薬を回収する潜水士の安全確保のために開発
戦時中に海に投棄された弾薬や化学兵器を引き揚げる任務を負う潜水作業員のための安全システム開発プロジェクト「TOxAR」が開始された。2021年5月25日、独フラウンホーファー研究機構コンピューターグラフィックス研究所(以…詳細を見る -
手書き動作を思い浮かべるだけで文字入力――脳内チップを使ったインターフェース技術を考案
米スタンフォード大学の研究チームは、人が手で文字を書く時の動きを想像するだけで、リアルタイムにディスプレイへ文字を出力させることに成功した。AIとブレインコンピューターインタフェース(BCI)を組み合わせることで、言語障…詳細を見る -
「中国の人工太陽」がプラズマ温度と持続時間で世界新記録――核融合発電の重要なマイルストーン
中国科学院は2021年5月28日、「中国の人工太陽」とも呼ばれる全超伝導トカマク型核融合エネルギー実験装置(EAST)で、1億2000万℃のプラズマ温度を101秒間持続し、世界新記録を樹立したと発表した。さらには、1億6…詳細を見る -
注射器で埋め込める超小型チップを開発――サイバネティック医療を可能に
コロンビア大学の研究チームは、体内に埋め込み完全ワイヤレスで体温モニタリングができる世界最小のチップシステムを開発した。将来的には、体内の温度を測るだけでなく、呼吸機能や血糖値、血圧などの測定ができるようになる可能性があ…詳細を見る -
弾性流体潤滑摩擦に関する新しい物理法則を発見――幅広いロボット技術の進歩に寄与する可能性も
幅広いロボット技術の発展につながることが期待される、摩擦に関する新しい物理法則が発見された。遠隔手術や製造業などの分野で応用でき、より信頼性が高く機能的な触覚デバイスやロボット装置開発への道を開くものだという。この研究は…詳細を見る -
流体力学によって銃殺事件での血痕の謎を解明――物理学的な理解が科学捜査に役立つ
流体物理学の観点から、貫通する弾丸によって起こる血しぶきがどのように飛散するかについて考察した理論とその実験結果が発表された。この研究はイリノイ大学シカゴ校とアイオワ州立大学によるもので、2021年4月20日付で『Phy…詳細を見る -
量子暗号通信で世界最長となる600km以上の通信距離を実証――デュアルバンド安定化技術を開発 東芝
東芝は2021年6月9日、量子暗号通信の通信距離を拡大するデュアルバンド安定化技術を開発したと発表した。世界最長となる600km以上の通信距離の実証に成功したという。 現在広く利用されている暗号通信の暗号鍵は、将来…詳細を見る -
MIT、材料の内部構造画像から応力とひずみを計算するAIツールを開発
MITの研究チームが、材料の内部構造の幾何形状画像を用いて、材料中に発生する応力とひずみを推定するAIツールを開発した。敵対的生成ニューラルネットワーク(GAN:Generative Adversarial Neural…詳細を見る