タグ:グラフェン
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世界で最も薄い液体薄膜を作り出すことに成功
アメリカのバーモント大学の博士課程学生のSanghita Sengupta 氏らは、世界で最も薄い液体薄膜を作り出すことに成功したと発表した。研究成果は『Physical Review Letters』に論文「Theor…詳細を見る -
中国科学技術大、木材からスーパーキャパシターを作る方法を発表
中国科学技術大学の研究者達は、スーパーキャパシター(二重電解層コンデンサー)の電極材料に使うカーボンエアロゲルを木材から作る方法を発見し、ドイツ化学会誌『Angewandte Chemie』に発表した。スーパーキャパシタ…詳細を見る -
トポロジカルな原理による量子バレー流観測に成功―― 量子エレクトロニクスへの展開に期待 NIMSと群馬大
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年5月19日、群馬大学と共同でトポロジカルな原理による量子バレー流の観測に成功したと発表した。 各種エレクトロニクスの担い手である電子は、電荷やスピンなど量子力学的な内部自由…詳細を見る -
磁性絶縁体を用いて、グラフェンの電子スピンの向きを制御する新技術を開発――スピントランジスタの実現に向け前進
量子科学技術研究開発機構、物質・材料研究機構(NIMS)、筑波大学、慶應義塾大学らの研究グループは2018年4月4日、グラフェン回路を用いたスピントランジスタの実現に不可欠な、電子スピンの向きを制御する新技術を開発したと…詳細を見る -
筑波大ら、グラフェンで被膜した電気分解用の卑金属電極を開発――グラフェンにより腐食耐性と水素発生効率を向上
筑波大学は2018年3月30日、大阪大学、東北大学と協力し、酸性電解液中で長時間溶けずに水の電気分解で運用できる卑金属合金電極を開発したと発表した。 水素は、クリーンな次世代エネルギー源として注目されている。しかし…詳細を見る -
チップ上光集積素子へ新たな道――慶大ら、シリコン上に直接形成可能なグラフェン高速発光素子を開発
慶應義塾大学らは2018年3月29日、JST戦略的創造研究推進事業において、九州大学と共同でシリコンチップ上で動作する高速なグラフェン発光素子を開発したと発表した。光のオンオフを高速に変化できるメカニズムも新たに発見した…詳細を見る -
らせん状ナノグラフェン分子の合成に世界で初めて成功 京大と阪大
大阪大学は2018年3月19日、京都大学と共同で、らせん状ナノグラフェン分子の合成に世界で初めて成功したと発表した。 グラフェンは原子レベルの薄さのシート状の物質で、優れた電荷および熱伝導特性を持つ。その部分構造で…詳細を見る -
弾丸も貫通しない強度をそなえた2層グラフェン「diamene」
炭素原子がハニカム状に並んだ厚さ原子1個分のシート状の物質グラフェンは、柔軟で伸縮性があり、かつ極めて高い引っ張り強度を持つ素材だ。そのグラフェンの製造方法や利用方法を巡って世界中で研究開発が盛んに行われているが、ニュー…詳細を見る -
洗濯も可能、布地に印刷できるフレキシブルなバッテリーを開発――インク状の酸化グラフェンを使ったスマートテキスタイル
英マンチェスター大学は2017年8月9日、Nazmul Karim博士と Amor Abdelkader博士が繊維に直接印刷できるフレキシブルバッテリーを開発したと発表した。 装着可能な小型スマートデバイスの開発で…詳細を見る -
信州大学、強靭で簡便に生成できる酸化グラフェン/グラフェンハイブリッド積層構造水処理膜を開発
科学技術振興機構と信州大学は2017年8月29日、簡単な方法で生成でき、高度な塩化ナトリウム/色素除去が可能な、酸化グラフェン/グラフェン ハイブリッド積層膜による水分離膜を開発したと発表した。 近年、世界規模での…詳細を見る