タグ:学術
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電子廃棄物をリサイクルして、高性能ハイブリッド被膜を作る
シドニーのニュ-サウスウェールズ大学の研究チームが、使用済みのプリント回路基板やPCディスプレイ等の電子廃棄物をリサイクルして、鋼表面を強固にコーティングする技術を考案した。世界規模で増大するe-wasteと呼ばれる電子…詳細を見る -
繰り返しリサイクルしても元の品質を維持するポリマーを開発
米コロラド州立大学のEugene Chen教授を中心とする研究チームは、軽量かつ耐熱性、高強度、耐久性などの特性を備えた新しいタイプのポリマーを発見したと発表した。このポリマーは元の低分子状態に戻すことができるので、リサ…詳細を見る -
エアコン不要で涼しい、放射冷却で温度を下げるシステム「Cold Tube」を開発
高温多湿の屋外でも放射冷却で快適に感じられる「Cold Tube」が開発され、実証実験が行われた。エアコンのように人体の周囲の気温や湿度を下げることなく、直接人体から熱を奪うため、気温30℃、相対湿度65%でも快適に感じ…詳細を見る -
昆虫や小動物向けのVRシステム「Raspberry Piバーチャルリアリティシステム」を開発
カリフォルニア大学サンタバーバラ校は、ハエや仔魚など、小さくて自由に動く動物にバーチャルリアリティ環境を提示するための多用途のツールとして、「Raspberry Piバーチャルリアリティシステム(PiVR)」を開発した。…詳細を見る -
3Dプリント可能で自己修復するポリマーを開発――硬さの調節も自由自在
テキサスA&M大学と米陸軍戦闘能力開発コマンド(CCDC)陸軍研究所の研究チームは、自己修復や形状記憶といった特性を持ち、再生可能な新しいポリマー材料を開発した。硬さも調整可能で、3Dプリンターを使って義肢やソフトロボッ…詳細を見る -
両手がふさがっていてもスマホが操作できる――舌を使ったインタフェース「[in]brace」
ドイツのデザイナーDorothee Clasen氏が修士論文のテーマとして取り上げたのは、手や指ではなく舌を利用するヒューマンマシンインタフェースだった。「[in]brace」と名付けた口腔内に装着したデバイスを使って、…詳細を見る -
電子デバイスの大規模印刷を可能にするインク配合手法を開発――コーヒーのしみがヒント
英ケンブリッジ大学は、2020年8月12日、アルコール混合物を用いたインク製法を開発したと発表した。インク液滴の乾燥時に起きていた現象を防ぎ、これまでにない規模での安価な電子デバイス印刷を可能にするとしている。研究成果は…詳細を見る -
スパコンを使わず複雑なデータ解析を可能にするアルゴリズムを開発
ワシントン大学マッケルビー工学部の研究チームは、ビッグデータなど膨大で複雑なデータの処理に関する新しいアルゴリズムを開発した。「Parallel Residual Projection(PRP、並行残渣射影)」と呼ばれる…詳細を見る -
自己修復するバイオミメティックなポリマーを開発――イカを模倣しイカを超える
イカの環歯を模倣した生合成ポリマーが開発された。約1秒で自己修復し、自己修復後も元のポリマーと同等の強度を持つ。また、生きた動物を基礎としているため、生分解性があり、100%リサイクルが可能だ。この研究は、ペンシルベニア…詳細を見る -
リサイクル可能な高性能オイル吸着マットを開発――海洋オイル流出事故に対応
サウジアラビアのアブドラ国王科学技術大学(KAUST)の研究チームが、自重の25倍の流出オイルを吸着でき、リサイクルや再使用も可能な多孔質オイル吸着マットを開発した。マイクロポロシティ(細孔)を内在するナノポリマー繊維か…詳細を見る