タグ:学術
-
非侵襲的なセキュリティ/医療用スクリーニング技術――シングルピクセルテラヘルツカメラを開発
英ウォーリック大学と香港中文大学の研究チームは、テラヘルツ波(T線)を利用し、高速でコスト効率の高いシングルピクセルTHzイメージング技術を開発したと発表した。従来よりも100倍高速のイメージングができるとしている。プラ…詳細を見る -
木材、バクテリア、太陽の助けを借りて水を浄化する太陽光蒸気発生器を開発
バクテリアが生産するナノ材料の助けを借り、太陽エネルギーを利用して水を浄化する木材ベースの蒸気発生器が開発された。この研究は中国科学技術大学によるもので、2020年7月8日『Nano Letters』に掲載された。 …詳細を見る -
エアロゲルを使った超軽量電磁シールドを開発
スイス連邦材料試験研究所(Empa)は、エアロゲルをマイクロエレクトロニクスに応用することに成功した。セルロースナノファイバーを由来とするエアロゲルは広範囲の周波数を効果的に遮蔽する。 電子機器は電磁波を発生するた…詳細を見る -
プローブ不要で物体の内部温度を非接触で計測する技術
ウィスコンシン大学マディソン校の研究チームは、「深度サーモグラフィ(depth thermography)」と呼ぶ新しい技術を開発し、特定材料の内部温度が非接触で計測できると発表した。半導体デバイスや次世代原子炉など、従…詳細を見る -
リチウムバッテリーの寿命を伸ばすソフトな固体電解質を開発
米ローレンスバークレー国立研究所は、2020年7月20日、リチウムバッテリーの寿命を伸ばせる柔らかい固体電解質を開発したと発表した。カーネギーメロン大学と共同で行った研究の成果は『Nature Materials』に20…詳細を見る -
柔軟な衣類向け温度調整材料を開発――カーボンナノチューブの熱電変換効果を利用
ノースカロライナ州立大学は、温度を調整できる衣類向けの熱電材料として、新しいカーボンナノチューブ(CNT)薄膜を開発したと発表した。研究成果は2020年6月29日、『ACS Applied Energy Material…詳細を見る -
ポルシェ「911 GT2 RS」が3Dプリント製軽量ピストンを採用――最高出力は730馬力に
独ポルシェは、部品メーカーのマーレ(MAHLE)、機械メーカーのトルンプ(TRUMPF)と共同で、ポルシェのスポーツカー「911 GT2 RS」のエンジン用のアルミピストンを3Dプリンターで作製した。従来の鍛造ピストンよ…詳細を見る -
3Dプリント製フラクタル空孔構造キューブを製作――ハイテク防具の5倍の性能
ロス・アラモス国立研究所の研究チームが、衝撃波を効果的に消散するフラクタル空孔構造設計技術を開発し、3Dプリントによりフラクタル空孔を繰返し配置したプラスチック製キューブを造形、その有効性を実証した。コンピューターシミュ…詳細を見る -
1960年代からの謎を解く、超硬材料タングステンボライドの合成と結晶構造の解明に成功
ロシアのスコルコボ科学技術研究所Skoltechを中心とする研究チームが、超硬工具に不可欠なタングステンカーバイドを代替する可能性があるタングステンボライドを合成するとともに、1960年代からの謎であった結晶構造を明らか…詳細を見る -
低コストで有毒な金属を使わない「CZTSSe薄膜太陽電池パネル」を開発
有毒な金属を含まない合金ベースの高効率ソーラーパネルを低コストに製造する方法が開発された。この研究は大邱慶北科学技術院によるもので、2020年2月6日、『Advanced Energy Materials』に掲載された。…詳細を見る