タグ:学術
-
MIT、超強力なサージカルテープを開発――内臓表面に貼っても5分ではがせる
米マサチューセッツ工科大学(MIT)は、2020年6月22日、内蔵表面に利用できる医療用両面テープの改良を進め、溶液を塗布することで、生体組織に貼ったテープを滑らかなジェルのように剥離できるようにしたと発表した。研究成果…詳細を見る -
グラフェンを用いたスマート繊維を開発――着用すると体温を下げる効果のある衣服への応用も可能
インタラクティブな機能を持つ衣服を作るには、センサーやディスプレイ機能を布地に織り込む必要がある。英マンチェスター大学の研究チームは、グラフェンの優れた熱的特性と柔軟性を利用して、衣服内で動的に熱放射制御できることを実証…詳細を見る -
大気中の水蒸気で発電する――高湿度地域で低電圧エネルギー源になる可能性
現在利用されている再生可能エネルギー源では、風力や太陽光、水力、地熱、バイオマスによるものが主要なものだ。今回テルアビブ大学の研究チームは、大気中の水蒸気が将来的に重要な再生可能なエネルギー源となる可能性を見出した。相対…詳細を見る -
分子の明暗で情報を記録する「分子スイッチ 」を発見――記憶密度はHDDの100倍
イギリスのランカスター大学の研究チームは、現在のハードディスクドライブ(HDD)の100倍の容量が期待できる「分子スイッチ」を発見した。常温常圧でトランジスタのように動作し、コンピューターの実用的な記録媒体としてバイナリ…詳細を見る -
未来の超薄型レンズは日の目を見るか――メタサーフェスを効率的に製造する新手法を開発
スウェーデンのチャルマース工科大学は、2020年6月11日、メタサーフェスをより効率的に作り出す新しい方法を発表した。この技術では、プラスチックを用いた微細構造作製において、既存の電子線(電子ビーム)リソグラフィー技術を…詳細を見る -
日本の切り絵にヒントを得た、摩擦を大きくする靴底シート――氷などの滑りやすい面上での転倒防止に
マサチューセッツ工科大学とハーバード大学の研究チームは、日本の切り紙をヒントに、靴底に貼り付けて地面との摩擦を大きくし、氷の上など滑りやすい面での転倒を防ぐシートを開発した。研究成果は2020年6月1日、『Nature …詳細を見る -
発毛する皮膚オルガノイドの作製に成功――抜け毛治療に応用可能性
ペンシルバニア大学の研究者らは、ヒト幹細胞をin vitro(試験管内)で皮膚のような構造物に誘導した。マウスに移植すると毛髪が生えてくることから、再生医療に応用できる可能性が示された。研究成果は、『nature』誌に2…詳細を見る -
イオン注入とアニール処理で、消去可能なシリコンフォトニクスデバイスを開発
イギリスのサウサンプトン大学の研究チームは、シリコンフォトニクスチップ上にプログラマブルな集積化スイッチングユニットを作成する技術を開発した。コストと消費電力の削減が可能で、通信システム、センシング、コンピューティングア…詳細を見る -
数学的概念を自動的に図式化するツールを開発 カーネギーメロン大
米カーネギーメロン大学は、2020年6月2日、数学的概念を自動的に図式化するツールを開発したと発表した。このツールを使えば、誰でも数学の抽象概念を具体的な図形に変換することができるという。研究成果は、2020年8月にオン…詳細を見る -
4000℃以上に耐えるセラミック耐熱材料を開発――航空宇宙分野での活用が期待
ロシアの国立科学技術大学(NUST-MISIS)の研究チームが、現在知られている中で最も高い融点を持つセラミック耐熱材料を開発した。ハフニウム‐炭素‐窒素の三元系粉末を燃焼合成法によって作成し、放電プラズマ焼結によって固…詳細を見る