タグ:学術
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自動車から発生した有害物質を道路内で除去する光触媒コンクリート
韓国建設技術研究院(KICT)の研究チームが、窒素酸化物などの環境汚染物質を除去できる光触媒コンクリートを開発し、トンネル環境での実験で除去効果を実証した。 道路インフラにおける空気環境改善の効果的な方法として、排…詳細を見る -
ウナギかヘビか――NASA、未知の衛星を探査する自律走行型ロボットを開発
アメリカ航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所(JPL)は、自律走行型ロボット「EELS 1.0」の最新情報を発表した。 ウナギ(eel)やヘビのように身体をくねらせて推進するEELS(Exobiology Ex…詳細を見る -
水槽内のどの壁にも触れていない乱流の「ボール」を作り出す――乱流に関する疑問解明に役立つ可能性
水槽内に孤立した乱流の「ボール」を発生させる方法が開発された。これは乱流生成における画期的な発見だという。この研究は米シカゴ大学によるもので、その詳細は2023年5月11日付で『Nature Physics』に掲載された…詳細を見る -
潜熱を利用した熱エネルギー貯蔵デバイスの設計を可能にする指針を確立
テキサスA&M大学の研究チームが、材料の相変態に伴う潜熱を利用した相変化材料(PCM)蓄熱デバイスにおいて、放熱吸熱速度および熱エネルギー貯蔵容量を最適化する基本的設計指針を確立した。蓄熱デバイスの過熱防止や蓄熱容量最大…詳細を見る -
砂漠の乾燥した大気でも水を取り出せる――MIT、塩化リチウムを添加した超吸水性ゲルを開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、砂漠のような環境下でも空気中の水分を吸収できる超吸収性素材を開発した。吸収できる水分量は記録的な量だ。透明で弾力性のあるこの素材は、水分を吸収すると膨張し、さらに多くの水…詳細を見る -
牛乳にできる膜をヒントに、イオンゲル薄膜の作製技術を開発
米テキサス大学オースティン校と中国の東北林業大学、瀋陽化工大学の共同研究チームが、イオンゲル薄膜を簡単かつ迅速に作製する方法を開発した。同作製法は、温めた牛乳の表面にできる膜に着想を得ており、センサーやバッテリー、ロボッ…詳細を見る -
ケンブリッジ大、太陽光をエネルギーに、クリーンなアルコール燃料を生成する技術を開発
ケンブリッジ大学の研究グループは、光合成の過程を再現して、二酸化炭素と水から液体燃料を生成する太陽光技術を開発した。生成物は、既存の航空機や自動車にそのままで使えるアルコール燃料として利用できる。研究成果は、『Natur…詳細を見る -
大型航空機も飛ばせる――MIT、メガワット級の電動モーターを開発
航空業界の膨大な二酸化炭素排出量は、電動化によって大幅に削減される可能性があるが、今までのところ小型の電動航空機しか実用化されていない。これらに使用される電気モーターは数百キロワットの出力を発生するが、民間旅客機のような…詳細を見る -
カナダの17歳、光を使ってガン組織を見分けるデバイスを発明
カナダの12年生(16-17歳。日本の高校3年生に相当)のAaryan Harshith氏は、光でがん組織と正常組織を判別するデバイス「LightIR」を発明し、「Canada Wide Science Fair 202…詳細を見る -
ブラックホールだけでなく宇宙のあらゆる物はやがて消滅する――ホーキング放射とは異なる形の放射の存在を論証
ブラックホールだけでなく、宇宙で星の残骸のような大きな物体は全て最終的に消滅するという新たな理論研究が発表された。この研究はオランダのラドバウド大学によるもので、2023年6月2日付で『Physical Review L…詳細を見る