タグ:学術
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CO2ネットゼロに向けて――サステナブルな酢酸生成プロセスを開発
ノースウェスタン大学の研究チームが、捕捉した二酸化炭素(CO2)から一酸化炭素(CO)を経由して、選択的に酢酸を製造する手法を考案した。電解還元に用いる従来の触媒では、さまざまな化学品が同時に生成されてしまうため、特定の…詳細を見る -
カメラなしで暗闇でも操作できるロボットハンド――タッチセンシングと運動学習アルゴリズムを活用
高度な触覚と運動学習アルゴリズムを組み合わせ、視覚に依存せず物体を操作できる器用なロボットハンドが開発された。この研究は米コロンビア大学によるもので、2023年7月10〜14日に韓国で開催される国際会議「Robotics…詳細を見る -
コンピューターチップの高密度高性能化も――MIT、シリコンウェハー上に2D薄膜トランジスタを直接成長させることに成功
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、二硫化モリブデン(MoS2)の2D薄膜を、8インチCMOSウェハー上に直接成長させることができる低温積層技術を開発した。有機金属気相成長法(MOCVD)プロセスの反応炉に…詳細を見る -
NASA開発の宇宙向け技術を地上に――30年の寿命を実現したサステナブルなバッテリー「Energy Storage Vessel」
バッテリー開発スタートアップの米EnerVenueは、NASAが30年以上にわたって国際宇宙ステーションやハッブル宇宙望遠鏡などの電力供給に使用してきた技術をベースに、サステナブルかつ長寿命のバッテリー技術を開発している…詳細を見る -
宇宙用途から原子炉まで――極限的環境で作動する圧電センサーを開発
ヒューストン大学(UH)の研究チームが、高温で作動する圧電センサーとして単結晶窒化アルミニウム(AlN)薄膜を作成することに成功し、900℃においても高感度かつ高信頼性で耐久性があることを実証した。航空宇宙やエネルギー、…詳細を見る -
石炭をサステナブルに使う――廃坑内の石炭を使った水素貯蔵可能性の研究
ペンシルベニア州立大学(Penn State)の研究チームが、廃坑になった炭抗における石炭層に、大量の水素を貯蔵すると同時に、必要に応じてポンプによって取り出すことができる可能性について論文発表した。米国内の炭田から産出…詳細を見る -
人機一体――6本の腕を自在に操れるAIロボットアーム「JIZAI ARMS」
Jizai Armsは、装着したユーザーがコントロールできる6本の腕からなる、蜘蛛のようなロボットアームシステムを開発した。科学技術振興機構(JST)による基礎研究を推進する研究支援活動「ERATO」の1つで、東京大学先…詳細を見る -
人間の目を模倣した画像キャプチャーデバイス――バッテリーフリーのカメラや人工網膜につながる可能性も
人間の視覚システムを模倣した新しい画像キャプチャーデバイスが開発された。人間の目の網膜の錐体細胞を模した狭帯域ペロブスカイト光検出器と、人間の神経ネットワークを模したニューロモーフィックアルゴリズムを使用したデバイスで、…詳細を見る -
スウェーデンの研究者ら、バルサ材を原料に木製のバイオトランジスタを開発
スウェーデン王立工科大学とリンショーピング大学の研究チームが、バルサ材から木材電気化学トランジスタ(WECT:wood electrochemical transistor)を作製した。植物由来のバイオセンサーなどの電子…詳細を見る -
拳ほどの真空ポンプを3Dプリントで試作――へき地や宇宙での用途を開拓
ポータブル質量分析計の重要部品である小型の「蠕動(ぜんどう)真空ポンプ」を、3Dプリントで形成する手法を、マサチューセッツ工科大学(MIT)が開発した。この研究成果の論文は、2023年4月25日付の『Additive M…詳細を見る