タグ:学術
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ボタンひとつでおいしい水を――MIT、ローメンテナンスの携帯淡水化システムを開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、ボタンひとつで稼働する、持ち運び可能な淡水化装置を開発した。小さなスーツケースほどの大きさで重さは10kg以下、バッテリーで駆動し、スマートフォンアプリから遠隔操作もでき…詳細を見る -
廃材を燃料に――エタノールを製造するカーボンニュートラルなプロセスを開発
世界的な気候変動を抑制するためには、CO2の大幅な削減が必要だとされている。トウモロコシなどのデンプン質原料や木材、ワラなどリグノセルロース系バイオマスの糖分を発酵させて製造するエタノールは、カーボンニュートラルな燃料と…詳細を見る -
高温の輻射熱を電力に変換――MITとNREL、熱光起電力を使う高効率熱エンジンを開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)と国立再生可能エネルギー研究所(NREL)の研究チームは、蒸気タービンに匹敵する効率を発揮しつつ、可動部品がなくメンテナンスが容易な、新しい熱エンジンを開発した。高温の熱源からの輻射を利…詳細を見る -
鉄筋コンクリート構造体の腐食予測に必要な新たなアプローチを提案
スイスとアメリカ、カナダ、ノルウェーの研究者グループが、鉄筋コンクリート構造における腐食損傷を予測する理論において、従来の臨界塩化物イオン濃度だけに頼らない新しいアプローチの必要性を提唱している。多孔性のコンクリートの特…詳細を見る -
人間の皮膚のように「感じる」3Dプリント製センサー内蔵の指先
英ブリストル大学の研究チームは、人間の触覚の仕組みを模倣して3Dプリントで作った人工触覚センサーを用いて、その触覚データと人間の触覚の神経記録とを比較した。その結果、驚くほどの一致が見られ、人工の指先が本物に似た人工的な…詳細を見る -
太陽エネルギーを液体に長期保存――分子式太陽熱システムを開発
スウェーデンのチャルマース大学の研究チームは、太陽エネルギーを液体の状態で18年間貯蔵できる分子式太陽熱システム(MOST:Molecular Solar Thermal system)を開発した。中国の上海大学と共同で…詳細を見る -
電力を固体にして貯蔵する――安価な大規模溶融塩電池を開発
米国Pacific Northwest国立研究所(PNNL)の研究チームが、貯蔵電力容量の90%以上を最大12週間保持できる、アルミニウム-ニッケル溶融塩電池を開発した。用いた電解質溶融塩は、約180℃に加熱されるとイオ…詳細を見る -
NASA、スーパーアロイよりも1000倍強い耐熱合金を開発
NASAグレン研究センターが、約1100℃の高温負荷条件において、既存の最先端スーパーアロイよりも1000倍以上も高い耐久性を有する耐熱合金「GRX-810」を開発した。独自の熱力学的合金設計モデルを駆使して最適基本成分…詳細を見る -
量子ビットを結晶に20ミリ秒間保存することに成功――固体状態の量子メモリーでは世界新記録
スイスのジュネーブ大学は、「メモリー」として用いた結晶に量子ビットを20ミリ秒間保存することに成功したと発表した。固体状態の量子メモリー保存時間としては世界新記録となり、長距離量子通信ネットワークの開発に向けて大きな一歩…詳細を見る -
3Dプリンターでコンパクトかつ高性能な熱交換器を製作――サイズは10分の1、効果は50%アップ
英グラスゴー大学のエンジニアが率いる研究チームは、表面構造の特性を利用した、小型で高性能な熱交換器を開発した。プロトタイプシステムの開発/製造方法については『Applied Thermal Engineering』誌に投…詳細を見る