タグ:熱電変換
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高温/空気中で安定した性能を示す熱電変換材料を発見――実用的な酸化物熱電材料 北大と産総研
北海道大学は2022年7月13日、同大学電子科学研究所と産業技術総合研究所極限機能材料研究部門の研究グループが、空気中/600℃で安定した性能を示す実用的な熱電変換材料を発見したと発表した。再現性が良く安定した高性能を高…詳細を見る -
熱電3物性を単一試料で同時に測定できる評価装置を開発――熱電変換材料の性能評価を迅速化 名大ら
名古屋大学は2022年5月30日、同大学とオザワ科学、産業技術総合研究所 中部センターの共同研究チームが、電気抵抗率、ゼーベック係数、熱拡散率と3つの熱電物性を単一試料で同時に測定できる評価装置を開発したと発表した。熱電…詳細を見る -
熱電変換での電気伝導率と熱起電力のトレードオフを解消する技術を開発 東工大
東京工業大学は2021年10月22日、同大学フロンティア材料研究所などの研究グループが、熱から電気を取り出す熱電変換の妨げになっている電気伝導率と熱起電力のトレードオフ状態を解消させる技術を開発したと発表した。この技術が…詳細を見る -
カーボンナノチューブファイバーにより高効率で温度差を電気エネルギーに変換 東京都立大学と米ライス大学
東京都立大学は2021年8月17日、同大学大学院理学研究科の柳和宏教授と米ライス大学の河野淳一郎教授、Matteo Pasquali教授らの研究チームが、カーボンナノチューブファイバーを用いることで温度差から高効率に電気…詳細を見る -
室温付近の熱電変換効率を2倍にする熱電材料を開発――室温廃熱の有効活用に期待 大阪府立大学ら
大阪府立大学は2021年8月12日、近畿大学工業高等専門学校および高輝度光科学研究センターと共同で、テルル化ゲルマニウム(GeTe)の電子構造を精密制御することで、室温付近の熱電変換効率を既存材料の最大2倍にまで増大させ…詳細を見る -
原子核の「核スピン」による熱発電の実証に成功――スピントロニクス技術の利用で極低温まで適用できる熱電変換の可能性に期待 東北大学ら
東北大学は2021年7月26日、東京大学、岩手大学と共同で、原子核の自転運動「核スピン」による熱発電を実証したと発表した。 環境の温度差から電気を作る熱電変換現象を活用した発電は、次世代のクリーンエネルギー技術の基…詳細を見る -
過去最高の熱電変換性能指数を示す層状コバルト酸化物を実現――安定で実用的な熱電変換材料として期待 北海道大学
北海道大学は2020年11月2日、室温における過去最高の熱電変換性能指数(ZT=0.11)を示す層状コバルト酸化物を実現したと発表した。 熱電変換は、工場や自動車から排出される排熱を再資源化する技術として注目されて…詳細を見る -
導電性高分子の熱電変換性能を決定するメカニズムを解明――フレキシブルな電池の開発へ前進 名大ら
名古屋大学は2020年2月17日、北海道大学および産業技術総合研究所と共同で、導電性高分子(導電性プラスチック)における熱電変換性能の上限を決定するメカニズムを解明したと発表した。 名古屋大学によると、IoT機器へ…詳細を見る -
筑波大、プラスチック上にSiGe薄膜の合成に成功――フレキシブルな熱電変換素子の開発に道筋
筑波大学は2018年10月24日、プラスチック基板上にシリコンゲルマニウム(SiGe)結晶層を直接合成することに成功したと発表した。 IoTが広まり、無線センサーネットワークの重要性が高まっている。その電源として注…詳細を見る