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微生物を活用した坑廃水処理システムを開発――マンガン酸化細菌が機能 産総研と秋田県立大学
産業技術総合研究所(産総研)は2024年7月3日、秋田県立大学と共同で、マンガン(Mn)酸化細菌を活用した坑廃水処理システムをパイロットスケールで開発したと発表した。微生物の栄養となる有機物を添加せずに、廃水中のMnを9…詳細を見る -
ガラス形成液体の非ニュートンレオロジー理論において、観測との不整合が解決 東京大学と名古屋大学
東京大学および名古屋大学は2024年7月1日、両大学の共同研究グループが、ガラス形成液体の非ニュートンレオロジー理論において、流動メカニズムの理論的な理解を確立したと発表した。同発表によると、20年来の観測との不整合が解…詳細を見る -
コーヒーかすからホロセルロースナノファイバーの分離に成功 横浜国立大
横浜国立大学は2024年6月28日、コーヒーかすから52%の高収率で2-3nm繊維幅のホロセルロースナノファイバーを分離する技術を開発したと発表した。植物由来の環境にやさしい食品添加剤や化粧品などへの活用が期待できる。研…詳細を見る -
高性能で伸縮する有機太陽電池を開発 理研
理化学研究所(理研)創発物性科学研究センターの国際共同研究グループは2024年6月27日、高性能かつ伸縮する有機太陽電池を発表した。発電層の機械的特性に依存せず、デバイス全体に伸縮性を付与するもので、他の発電層材料にも適…詳細を見る -
環境に優しい有機合成法を開発 産総研
産業技術総合研究所(産総研)触媒化学融合研究センターは2024年6月27日、高活性および高選択性を実現する金属ナノ粒子触媒と、連続生産フロープロセス技術による環境に優しい有機合成法を発表した。世界で初めて水素を還元剤とし…詳細を見る -
細胞由来の生きた皮膚を持つ顔型のロボットを開発 東京大学
東京大学は2024年6月26日、同大学大学院情報理工学系研究科の研究グループが、人の皮膚細胞から作製した「培養皮膚」を利用し、細胞由来の生きた皮膚を持つ顔型のロボットを開発したと発表した。人間の皮膚支帯構造から着想を得て…詳細を見る -
活性炭に鉄アザフタロシアニンを「まぶす」ことでキャパシタ用電極を作製 東北大学
東北大学は2024年6月25日、同大学材料科学高等研究所らの研究グループが、酸化還元能のある顔料分子を安価な活性炭に分子吸着させたキャパシタ用電極を作製したと発表した。 活性炭に鉄アザフタロシアニン(FeAzPc-…詳細を見る -
低環境負荷のカーボンナノチューブ複合セルロース繊維を開発――レーヨンに迫る強度と伸度を両立 産総研ら
産業技術総合研究所は2024年6月25日、オーミケンシおよび信州大学との共同研究グループが、レーヨンに匹敵する強度と伸度を兼ね備えた、低環境負荷のカーボンナノチューブ複合セルロース繊維を開発したと発表した。 自動運…詳細を見る -
21言語のニューラル音声合成技術を開発――オフラインのスマートフォンでも高速動作が可能 情報通信研究機構
情報通信研究機構(NICT)は2024年6月25日、21言語のニューラル音声合成技術を開発したと発表した。オフラインのスマートフォン上でも高速動作できる。 テキスト音声合成の音質は、ニューラルネット技術により近年飛…詳細を見る -
高エネルギーイオンによる高温プラズマの自発的流出入を発見 核融合科学研究所ら
核融合科学研究所は2024年6月24日、九州大学およびデンマーク工科大学と共同で、大型ヘリカル装置(LHD)において、高エネルギーイオンの状態を制御することで、高温プラズマの流出入の量が自発的に決定されることを発見した。…詳細を見る