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独自開発の触媒を用いて高価な重水素を安価な原料から製造――ギ酸と重水を原料とし特殊な重水素の選択的な作り分けに成功 阪大とJST
大阪大学は2019年9月25日、JST戦略的創造研究推進事業において、同大学の研究グループが、独自に開発した触媒を用いて安価なギ酸(HCOOH)と重水(D2O)を原料として、高価な重水素(D2およびHD)を選択的に作り分…詳細を見る -
発電細菌を使った微生物燃料電池システムを共同開発――電源として、CO2センサーの駆動に成功
農研機構と旭化成エレクトロニクスは2019年9月24日、微生物燃料電池(MFC:Microbial Fuel Cell)と、MFCが発電した電力を効率的に回収するエナジーハーベスタを組み合わせたMFCシステムを共同開発し…詳細を見る -
固体物理蓄電体の電子吸着部分の形状の制御に成功――アモルファス金属と二酸化炭素ナノバブルを利用 東北大学
東北大学未来科学技術共同研究センターは2019年9月20日、次世代電気二重層キャパシタである固体物理蓄電体の電子吸着部分の形状を制御することに成功したと発表した。 今回の研究は、東北大学工学部創造工学研修(工学部1…詳細を見る -
超精密な金属製中性子集束ミラーを開発――多様な中性子ビーム集束デバイスの普及に期待 理研ら
理化学研究所(理研)は2019年9月19日、高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所、京都大学らの共同研究グループとともに、金型用の超精密加工技術と金属多層膜の成膜技術を融合させることで、金属材料のみで構成される中性…詳細を見る -
室温動作スピントロニクス素子を用いて量子アニーリングマシンの機能を実現――情報処理技術の新たな展開に期待 東北大
東北大学は2019年9月19日、米パデュー大学と共同で、量子ビット(Quantum bit:qビット)と似た機能を有する新概念スピントロニクス素子を開発し、それを用いて量子アニーリングマシンを模倣したシステムを構築し、室…詳細を見る -
弱い圧力をかけるだけで熱を取り出せる蓄熱セラミックスを開発――自動車用の蓄熱材料として有効 東京大と筑波大
東京大学と筑波大学は2019年9月18日、長時間の蓄熱が可能で、弱い圧力を加えると瞬時に熱を放出できる新しい蓄熱材料を開発したと発表した。 熱エネルギーを蓄積できる蓄熱材料は、顕熱蓄熱材料と固液潜熱蓄熱材料に大別さ…詳細を見る -
”脳に優しく高性能”な頭蓋内電極を開発――基材をシリコンからハイドロゲルに、材料はすべて有機物
東北大学は2019年9月17日、大学病院臨床研究推進センターと共同で、水分70%以上のハイドロゲルを基材とする頭蓋内電極を開発したと発表した。 電極の材料はすべて有機物。厚さ0.3mmの炭素繊維布(CF)を電極材料…詳細を見る -
液晶分子に光照射、応答速度は想定の1万倍以上だった――分子ロボットなどへの応用に期待
筑波大学と東京大学は2019年9月13日、液晶の中にあるアゾベンゼン分子に光を照射し、100億分の1秒で集団的に運動する現象を初めて観測することに成功したと発表した。 アゾベンゼン分子は光を当てると1兆分の1秒程度…詳細を見る -
基板にひずみを加えるだけで素子内の熱流方向を制御――スピンカロリトロニクス現象と磁気弾性現象を組み合わせて実現 大阪大など
大阪大学は2019年9月13日、東京大学、豊田工業大学、物質・材料研究機構と共同で、数~十数ナノメートル厚の金属磁性体薄膜に電流を流した際に発生する熱流の方向を、ひずみを加えることによって能動的に制御できることを実証した…詳細を見る -
光学機器用カラーフィルター等に発生する「膜厚ムラ」形成機構を解明――溶媒の種類、濃度の調整でムラを回避・抑制 東京都市大
東京都市大学は2019年9月13日、光学機器に用いられるカラーフィルター等に製造時に生じる膜厚ムラの形成機構を解明し、このムラを回避、抑制するための指針を発表した。 産業用フィルムなどにみられる膜厚ムラは、製造時の…詳細を見る