タグ:水素
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従来の燃焼エンジンに代わり得る、100%水素で作動する重量10kgの小型エンジン――部品数20個でメンテナンスも最小限
イスラエルのAquarius Enginesは、2021年5月18日、燃料電池を必要とせず、100%水素で作動する重量10kgの小型エンジンを発表し、テストに成功したと明かした。 現在、世界中の政府が脱化石燃料に向…詳細を見る -
水素の流量と濃度を同時に計測可能な超音波式水素流量濃度計を開発――純水素型燃料電池のシステム構成を簡素化 パナソニック
パナソニックは2020年8月18日、水素の流量と濃度を同時に計測できる超音波式水素流量濃度計を開発したと発表した。 水素の化学反応を用いて発電する燃料電池では、基幹部品であるスタックの研究および評価が重要となってい…詳細を見る -
産業で排出される二酸化炭素を有用な化学燃料合成ガスに変換する手法を開発
ニューサウスウェールズ大学(UNSW)の研究チームは、二酸化炭素(CO2)を燃料やプラスチックの素材である合成ガスに変化する方法を開発した。研究成果の詳細は、『Advanced Energy Materials』誌に20…詳細を見る -
水素が金属を弱くする仕組みをナノスケールで観察する手法を開発 東北大学
東北大学金属材料研究所は2020年6月4日、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて、水素が金属の内部構造に影響を与えている様子の経時変化をナノスケールで観察する手法を開発したと発表した。 水素は金属の強度を低下させるこ…詳細を見る -
水素を貯蔵できるギ酸から水素を生成するメカニズムを解明――白金微粒子の触媒機構が明らかに 大阪市立大学
大阪市立大学は2020年5月11日、人工光合成の技術を応用し、水素の媒体分子として活用可能なギ酸(HCOOH)から、水素を生成するメカニズムを明らかにしたと発表した。 脱炭素社会に向けて水素エネルギーの活用が注目さ…詳細を見る -
赤リンから黒リンを溶液法にて高収率で合成する手法を開発――水分解の光触媒として有望 大阪市立大学と堺化学工業
大阪市立大学は2020年3月17日、同大学の人工光合成研究センターの研究グループと堺化学工業が共同で、安全かつ無害な赤リンから黒リンを溶液法にて高収率で合成する手法を開発したと発表した。水分解での水素生成における光触媒と…詳細を見る -
工業用アルデヒドの製造コスト削減――高価なロジウムを使わない触媒技術を開発
ルイジアナ州立大学の研究チームは、従来より低コストで工業用アルデヒドを製造する方法を発表した。以前に触媒として使われていた中性コバルト錯体の代わりに、陽イオン化したコバルト錯体を利用する。現在主流のロジウム触媒の性能にも…詳細を見る -
電気分解によるグラフェン合成に成功――亜臨界水熱電解により実現、水素も同時に生成 東北大
東北大学多元物質科学研究所は2019年12月10日、亜臨界水反応場を適用することで、電気分解によるグラフェンの合成に成功したと発表した。 グラフェンとは、グラファイト(黒鉛)結晶の単層分のことで、高い電気伝導性、熱…詳細を見る -
グラフェン構造を数学的観点から設計し、その優位性を電気化学イメージングにより初実証――非金属の電極による安価な水素製造技術を加速 東北大など
東北大学は2019年4月4日、大阪大学らと共同でグラフェン構造を数学的観点から設計し、その優位性を電気化学イメージングにより初実証したと発表した。 水素は燃料電池車への応用が期待されているエネルギーキャリアだが、そ…詳細を見る -
岡山大学、可視光での水素製造効率47%の光触媒を開発――CO2フリー水素製造技術の実用化へ
岡山大学は2017年6月23日、吸収した可視光の47%を水素に変換できるカーボンナノチューブ光触媒を開発したと発表した。 岡山大学の研究グループはこれまでに、カーボンナノチューブによる水素製造が可能であることを明ら…詳細を見る