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東北大学、可視光波長域での光電変換を可能にする高速応答ダイオード開発
東北大学は2020年1月27日、光の波動性を用いた光電変換を可能にする高速応答ダイオードを開発したと発表した。 光を直接電力に変換できるデバイス「レクテナ」は、電子レンジなどに用いられているマイクロ波の波長域(数G…詳細を見る -
有機半導体の電子状態を基板への吸着で制御――100兆個以上の分子の形状が一斉に変化
東京大学は2020年1月24日、有機半導体単結晶超薄膜が基板に吸着する際の分子形状を0.1nmの精度で決定することに成功したと発表した。この結果、比較的剛直な構造を持つ有機半導体であっても、基板に物理吸着することで、10…詳細を見る -
発電と蓄電を同時にできる燃料電池を開発――太陽光エネルギーを化学エネルギーに直接変換
名古屋工業大学は2020年1月24日、太陽光エネルギーを化学反応により蓄積と放電する「光充電可能な燃料電池」という新しい発想の蓄電池を開発したと発表した。 従来の燃料電池は水素ガスを燃料としており、反応時に水しか排…詳細を見る -
東京理科大、世界初となる全結合型半導体アニーリング方式を搭載したAIチップを開発
東京理科大学は2020年1月23日、全結合型半導体アニーリング方式を搭載した人工知能集積回路(AIチップ)を開発したことを発表した。組み合わせ最適化問題の求解用に開発し、512個の全結合型スピンを新しいチップアーキテクチ…詳細を見る -
欲しいときに欲しいだけ、低温で二酸化炭素を資源化する手法を開発 早稲田大学
早稲田大学大学院先進理工学研究科修士2年の山田研成氏および理工学術院の関根泰教授らの研究グループは2020年1月22日、低温で二酸化炭素を資源化する全く新しい手法を開発したと発表した。常温から100度台と低い温度で、二酸…詳細を見る -
低温熱源に置くだけで無線通信用電源として利用できる自然冷却型有機熱電モジュールを開発――充電不要な電源の実現へ 産総研
産業技術総合研究所(以下、産総研)は2020年1月21日、低温熱源に置くだけで無線通信用電源として利用できる自然冷却型の有機熱電モジュールを開発したと発表した。同モジュールは放熱フィンなどの冷却部材が不要なため、軽くて小…詳細を見る -
高解像度と高速読み出しを両立する厚さ15µmのシート型イメージセンサーを開発 東大とジャパンディスプレイ
東京大学とジャパンディスプレイは2020年1月21日、高空間解像度と高速読み出しを両立するシート型イメージセンサーを開発したと発表した。指紋や静脈といった高解像度が求められる生体認証向けの撮像と、高速での読み出しが求めら…詳細を見る -
空間を飛び越える「空間断熱移送」を、質量を持つ量子力学的粒子で初めて実現 京都大学
京都大学は2020年1月20日、高橋義朗教授ら研究グループが量子力学的な原理に基づいて粒子が空間を飛び越える「空間断熱移送」に成功したと発表した。 量子力学では物質は波の性質も併せ持つ。波の基本的な性質は、互いに重…詳細を見る -
大面積ペロブスカイト太陽電池で世界最高16.09%の変換効率を実現――インクジェット法採用 NEDOとパナソニック
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2020年1月20日、NEDOの太陽光発電関連技術開発において、パナソニックが30cm角の大面積ペロブスカイト太陽電池モジュールで世界最高のエネルギー変換効率16.09%を…詳細を見る -
3Dプリンターの造形物に電子透かしを埋め込む技術を開発――層の厚みをずらし「0」「1」を表現
奈良先端科学技術大学院大学は2020年1月16日、3Dプリンターで作成した立体的な造形物に密かに製品管理に必要な情報を埋め込み、その情報が必要な時にファックスのような読み取り装置であるドキュメントスキャナを使って取り出す…詳細を見る