カテゴリー:ニュース
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月の水分子を同定する、量子カスケードを利用したNASAの高出力テラヘルツレーザー
月で水が発見されたのは記憶に新しい。しかし、既存の技術では、水と自由な水素イオンや水酸基を区別できない状況だ。NASAは、ゴダード宇宙飛行センターの技術を使用すれば水の区別が可能になると説明した。 2022年8月2…詳細を見る -
スペインのSiemens Gamesaが陸上風力発電向けのリサイクル可能な風力タービンブレードを発表
スペインに本拠地を置く風力発電機製造大手のSiemens Gamesa Renewable Energy(以下、Siemens Gamesa)は、陸上風力発電プロジェクト用のリサイクル可能な風力タービンブレード「Recy…詳細を見る -
マイクロ波を使用したケミカルリサイクル技術の大型汎用実証設備が完成――廃プラスチック問題の解決に寄与 マイクロ波化学とNEDO
NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は2022年11月1日、マイクロ波化学がマイクロ波を使用したケミカルリサイクル技術の大型汎用実証設備を完成させたと発表した。 廃プラスチック問題の解決や温室効果ガスの排…詳細を見る -
金属フリー触媒を用いてセラミック前駆体高分子の室温合成に成功――ハイブリッド材料を試作 東北大
東北大学は2022年11月1日、同大学大学院工学研究科の研究グループが、金属を含まない触媒を用いてセラミック前駆体高分子を室温下で合成することに成功したと発表した。 温室効果ガスの排出量削減に向けて、機能性材料の製…詳細を見る -
最速3Dプリンターより10倍速い――スタンフォード大の最新3Dプリント技術「iCLIP」
スタンフォード大学の研究チームが、現在実用化されている最速の高精度3Dプリンターよりも5~10倍速く造形でき、1つの造形物体に対して多種類の樹脂を用いることができる3Dプリンティング技術「iCLIP」を開発した。2015…詳細を見る -
リチウム金属負極の新たな劣化抑制技術を開発――複数の新規有望電解液を提示 東大ら
東京大学は2022年10月28日、名古屋工業大学と協力し、リチウムイオン電池のエネルギー密度向上に寄与する可能性のある、リチウム金属負極の劣化抑制技術を開発したと発表した。 現在リチウムイオン電池の負極には炭素材料…詳細を見る -
量子計算機の優位性を示す新たなアルゴリズムを考案――既存計算器より高速で問題検証可能 NTT
NTTは2022年10月31日、量子計算機が従来の計算機よりも高速で解を求めることができることを示す新たなアルゴリズムを考案したと発表した。同社によると世界初の考案となる。 量子計算機は、量子化学計算や特定のシミュ…詳細を見る -
米海軍、最新鋭の原子力空母「ジェラルド・R・フォード」を大西洋に初展開
米海軍は、2022年9月29日、最新鋭の航空母艦「ジェラルド・R・フォード(CVN 78)」をジェラルド・R・フォード空母打撃群(GRFCSG)の旗艦として大西洋作戦区域に配備すると発表した。2017年に就役したジェラル…詳細を見る -
エネルギー密度を40%向上した、アノードフリー・リチウムイオン電池の開発
電気自動車(EV)において重要な電池寿命や充電速度を左右するのが、アノード(負極)材だ。電池産業は、新しい技術やアノード材を導入することで、電池容量を増やす方法を見つけることに力を注いできた。一方、韓国の浦項工科大学(P…詳細を見る -
紙の100倍以上の高熱伝導性を持つ、木質バイオマス素材を開発 東大などの研究G
東京大学は2022年10月26日、同大学院工学系研究科と東京都立産業技術高等専門学校、スウェーデン王立工科大学らの研究グループによって木質バイオマスから開発された糸材が、紙など従来の木質バイオマスの100倍以上の高熱伝導…詳細を見る