カテゴリー:ニュース
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材料組織をナノスケールで制御して高強度/高延性マグネシウム合金を実現 京都大学
京都大学は2019年8月23日、物質・材料研究機構(NIMS)と共同で、材料組織をナノスケールで制御することによって、高強度と高延性を併せ持つ軽量マグネシウム合金の作製に成功したと発表した。 マグネシウムは軽量高強…詳細を見る -
厚さわずか数μm、柔らかく装着感のないウェアラブル電子デバイスを開発
健康管理を目的に心拍数などを計測するウェアラブルデバイスの普及が進んでいるが、米ヒューストン大学は、着けていることを感じさせないほど薄く、柔らかく、伸縮性のあるウェラブル電子デバイスを開発し、アメリカ科学振興協会(AAA…詳細を見る -
UCバークレー、踏み潰せないゴキブリロボットを開発
生物が備える優れた機能や形状を、ロボット工学に応用する研究開発が世界各地で行われているが、カリフォルニア大学バークレー校では、ゴキブリにヒントを得た小型ロボットを開発した。このロボットは、薄っぺらで、すばしっこく、踏みつ…詳細を見る -
2017年にヨーロッパで観測された放射性雲の原因を調査――ロシアの再処理工場から放出か
2017年、ヨーロッパで放射性雲が観測されたが、発生原因はいまだに不明だった。今回、ウィーン工科大学の研究チームがこの事件の原因探究のため、ヨーロッパをはじめとした地域で収集された1300件以上の測定データを分析し、20…詳細を見る -
食物繊維を使用したカーボンナノチューブの精製に成功――産業応用に向けた半導体型カーボンナノチューブの安価な分離法を開発 名大ら
名古屋大学は2019年8月21日、同大学の研究グループが林原との共同研究で、林原が開発した新規の水溶性食物繊維である「イソマルトデキストリン」を用いた水系2相抽出(ATP)法により、半導体型カーボンナノチューブ(CNT)…詳細を見る -
900万個のシステムロジックセルを搭載した世界最大のFPGAを発表――新たなVirtex UltraScale+デバイスで、複雑なテクノロジーへの対応が可能に ザイリンクス
米ザイリンクスは2019年8月21日(米国時間)、16nmの「Virtex UltraScale+」シリーズに、世界最大となる「Virtex UltraScale+ VU19P」(以下、VU19P)を追加すると発表した。…詳細を見る -
NASAのMars 2020ローバー、原子力電池への燃料供給が始まる
NASAは2019年7月24日、Mars 2020ローバーの原子力電池「MMRTG(Multi-Mission Radioisotope Thermoelectric Generator)への燃料供給を承認したと発表した…詳細を見る -
「働いた後のビールはうまい」効果を実験的に証明――報酬を得るための努力がその報酬の価値を高める脳の働きを発見 玉川大
玉川大学脳科学研究所は2019年8月20日、報酬を得るためのコストがその報酬の価値を高めることを実験で示すとともに、その脳メカニズムを明らかにしたと発表した。 物の価値とは、その物から得られると予測される報酬の量を…詳細を見る -
汎用元素のみで構成する熱電発電モジュールを開発――材料費を大幅削減、希少・毒性元素を含まず、低温度域で発電可能 NEDOなど
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2019年8月21日、物質・材料研究機構(NIMS)、アイシン精機、茨城大学と共同で、環境調和性に優れる鉄-アルミニウム-シリコン系熱電材料を使った熱電発電モジュールを世界…詳細を見る -
有機薄膜太陽電池の光電変換効率を向上する手法――インクジェット印刷可能な太陽電池も
カンザス大学の研究チームが、有機半導体と2次元 MoS2単原子層のハイブリッド接合を利用した太陽電池デバイスにおいて、光電変換効率を向上する手法を考案した。接合界面近傍のエネルギー地形を制御して、フリー電子を発生させるた…詳細を見る