カテゴリー:ニュース
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プリント基板に実装できる「金属腐食センサー」を開発――産業用機器内部の腐食進行度が検知可能に 三菱電機
三菱電機は2019年9月4日、産業用機器内部のプリント基板に実装可能な「金属腐食センサー」を世界で初めて開発したと発表した。このセンサーにより、金属部品の腐食進行度を段階的に検知できるという。 現在の工場では、産業…詳細を見る -
折り紙のように折りたためるFRP製の構造体「ORIBAKO」――容易に運搬、設置可能で繰り返し使用可能 帝人グループ
帝人とグループ会社のジーエイチクラフトは2019年9月4日、FRP(繊維複合材料)を用いて、折り紙のように折りたためる構造体「ORIBAKO」(折箱)を開発したと発表した。 ORIBAKOは、FRP製のパネルとヒン…詳細を見る -
安価かつ簡便な液相法を用いてマルチフェロイック材料の作製に成功――次世代電気/磁気デバイスの開発に期待 豊橋技術科学大など
豊橋技術科学大学は2019年9月4日、高度なマルチフェロイック特性を示すナノ複合膜を、安価で簡便に作製できる液相プロセスを開発したと発表した。この成果により、低消費電力/大容量のメモリデバイスや空間光変調器、様々なセンサ…詳細を見る -
ブラックホールによる重力赤方偏移を確認――20年以上にわたる観測でアインシュタインの相対性理論を検証
UCLAを中心とする国際研究チームが、超巨大ブラックホールに最接近した星から出る光を分析することにより、アインシュタインの一般相対性理論から帰結される現象を確認した。ブラックホールの持つ強大な重力場により、光の波長が変化…詳細を見る -
高強度で長寿命のトルクコンバータ用スラスト針状ころ軸受を開発 ジェイテクト
ジェイテクトは2019年9月3日、トルクコンバータ用に保持器強度を向上させた高強度/長寿命スラスト針状ころ軸受を開発したと発表した。 近年、CO2排出削減の観点から、自動車の燃費向上が重要な課題となり、各自動車部品…詳細を見る -
直径約23nmのセラミックナノ粒子における原子位置の「ずれ」を可視化――コンデンサのさらなる小型化、高性能化に期待 九州大学
九州大学は2019年9月3日、直径約23nmのセラミックナノ粒子における原子位置の「ずれ」を可視化することに成功したと発表した。さらに、このずれに起因して電気が溜まっていることや、粒子の上側と中程で溜まっている電気のプラ…詳細を見る -
ほとんど水、カロリー4分の1の「バター」を開発――人工安定剤不要、タンパク質やビタミンの追加も可能
ほとんどが水で構成される低カロリーの“バター”が開発された。この研究は、コーネル大学の食品科学の教授のAlireza Abbaspourrad氏らによるもので、2019年6月27日に『ACS Applied Materi…詳細を見る -
単一NVダイヤモンド量子センサーで世界最高感度を実現――合成n型ダイヤモンドで室温での世界最長電子スピンコヒーレンス時間を記録 京都大学
京都大学は2019年9月2日、同大学の研究グループが、人工的に合成したリンドープn型ダイヤモンドを用いて、NV中心(窒素-空孔中心)の室温での世界最長スピンコヒーレンス時間(T2)と、単一NV中心を用いた量子センサーとし…詳細を見る -
フィルム型有機光センサーによる放射線パルス検出に成功――薄型、軽量かつ広範囲測定が可能に 東芝
東芝は2019年9月2日、有機半導体を用いたフィルム型光センサーによる放射線のパルス検出に、世界で初めて成功したと発表した。 近年、光センサーの中でも、従来のシリコンなどの無機半導体より、薄型、小型、大面積化が期待…詳細を見る -
単結晶ダイヤモンド放熱基板を用いたマルチセルGaN-HEMTを開発――移動体通信基地局や衛星通信システムなどの省エネに貢献 三菱電機
三菱電機は2019年9月2日、産業技術総合研究所(産総研)と共同で、単結晶ダイヤモンド放熱基板を用いたマルチセル構造のGaN-HEMT(窒化ガリウムを用いた高電子移動度トランジスタ)を、世界で初めて開発したと発表した。 …詳細を見る