カテゴリー:ニュース
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高度な数学者が小学生レベルの引き算を間違えてしまう理由とは
数学的思考は抽象的思考の頂点だ。しかし、スイスのジュネーブ大学(UNIGE)とフランスのブルゴーニュフランシュコンテ大学の研究チームの調査によると、ハイレベルな数学者であっても、小学生レベルの算数の文章問題を間違えること…詳細を見る -
水分保持機能を向上させたシリカ系微粒子を開発――電子部品の信頼性向上に期待 宇部エクシモと豊橋技術科学大
宇部エクシモは2019年7月31日、豊橋技術科学大学と共同で、従来品である「ハイプレシカ」を改良し、水分保持機能を向上させた高純度シリカ微粒子を開発したと発表した。 ハイプレシカは、ゾルーゲル法により合成したシリカ…詳細を見る -
低電圧で高輝度のペロブスカイトLEDを開発――新開発のアモルファス酸化物半導体を電子輸送層に用いる 東京工業大
東京工業大学は2019年7月31日、ペロブスカイト型ハロゲン化物を用いて、低電圧駆動で超高輝度のペロブスカイトLED(PeLED)の開発に成功したと発表した。 近年、有機ELディスプレイが急速に普及しつつある。しか…詳細を見る -
MIT、透明エアロゲルを開発――太陽光から200℃以上の熱を取り出すことに成功
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、太陽熱利用システムの集熱器として利用可能な透過性と断熱性を兼ね備えたエアロゲルを開発した。シンプルで低コストの集熱器として、従来の集熱器と置き換えが可能で、家庭用の空調か…詳細を見る -
小型はんだレス防水検出スイッチ「SPVQ8シリーズ」を開発――新しい端子形状で従来比25%の薄型化 アルプスアルパイン
アルプスアルパインは2019年7月29日、自動車のドア開閉などを検知する検出スイッチ「SPVQ8シリーズ」を開発したと発表した。同製品は新しい端子形状により、従来品比で25%薄型化している。9月から量産を開始する。 …詳細を見る -
従来より10倍厚い有機ELを開発――優れた発光効率、駆動電圧、耐久性 九州大学
九州大学は2019年7月30日、有機発光層を金属ハライドペロブスカイト層で挟んだ有機ELを、松島敏則准教授と安達千波矢教授らの研究グループが開発したと発表した。この有機ELはペロブスカイト層の総膜厚が2000nmもあり、…詳細を見る -
「スマート」ガラスを用いた画像認識技術――電源も電子回路も不要
ウィスコンシン大学の研究チームが、電源や電子回路、センサーなどを必要としない「スマート」なガラスを用いた画像認識技術を考案した。サブ波長サイズの気泡や異相が多数配置されたガラス材料において、画像から発射された光が反射や回…詳細を見る -
車載用タッチパネルを、視認性を損なわずに大画面化できる感光性導電材料「RAYBRID」を開発 東レ
東レは2019年7月29日、車載用ディスプレイパネル用などに求められる高視認性や、大画面化、曲面化が可能な感光性導電材料「RAYBRID」の改良版を開発し、量産および販売を開始したと発表した。 従来のITO電極を用…詳細を見る -
汎用プラスチックの極細繊維が優れた圧電特性を持つことを発見――圧力センサーや発電素子の低コスト化に貢献 北陸先端科学技術大学院大学など
北陸先端科学技術大学院大学は2019年7月29日、京都工芸繊維大学、国士舘大学と共同で、電界紡糸法による極細繊維化によって、汎用プラスチックが優れた圧電特性を示すことを明らかにしたと発表した。 圧電性を示すプラスチ…詳細を見る -
排熱を電気に変換、循環型のシステムを可能にするデバイスを開発
ユタ大学の研究チームは、近接場熱輻射を利用して、排熱を電気に変換するシリコン製デバイスを開発した。自動車エンジンの排熱を使って電気系に電力供給できるほか、モバイルバッテリーの長寿命化、太陽電池の高効率化も期待できる。研究…詳細を見る