カテゴリー:ニュース
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地磁気逆転で世界破滅の心配はない?――2万2000年以上かかり、対応に十分な時間があると米教授が分析
方位磁針のN極は北を指し、S極は南を指す。地球に磁場があるから起きることだが、この常識は過去360万年の間に11回は“引っ繰り返った”と考えられている。「地磁気逆転」と呼ばれる現象だが、この現象については、古代の溶岩流な…詳細を見る -
全方向に連続的に移動可能な「円形断面形クローラー」を開発――不安定な接地面でも向きを変えずにスムーズに移動可能 NEDOと東北大学
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2019年8月26日、東北大学と共同で、全方向(360度方向)への連続移動が可能な円形断面形クローラーの開発に世界で初めて成功したと発表した。 車椅子や移動型ロボット…詳細を見る -
気体を安全に高圧化できる高圧反応装置を開発――不活性な気体資源の有効活用に前進 名古屋大学
科学技術振興機構は2019年8月25日、名古屋大学の研究グループが、安全かつ高圧での化学反応が可能な気体の高圧反応装置を開発したと発表した。 一般的に、化学反応は高濃度、高温なほど反応が速くなるために、加熱による反…詳細を見る -
自動車向け大型二次電池の世界市場、2030年に約15兆円規模に――EV向けが市場をけん引 富士経済調査
富士経済は2019年8月26日、自動車向けおよび電力貯蔵向け大型二次電池の世界市場調査結果を発表した。 同調査では、2018年の自動車向け二次電池市場は3兆9174億円、2030年には3.8倍の14兆9610億円に…詳細を見る -
人物の動きを追跡して音響メッセージを届ける――ウェブカメラを使う安価なサウンドプロジェクターを開発
英サセックス大学の研究チームは、人物の動きを追跡して音響メッセージを届けることのできる「サウンドプロジェクター」を考案、2019年7月28日~8月1日にロサンゼルスで開催された「SIGGRAPH 2019」で発表した。 …詳細を見る -
放射光でセラミックス内部の欠陥観察に成功――高信頼性部材の製造が可能に 東工大ら
東京工業大学は2019年8月23日、高輝度光科学研究センター、長岡技術科学大学と共同でセラミックスの内部に存在する亀裂状欠陥の3次元構造を高解像度で観察することに成功したと発表した。 高輝度光科学研究センターが開発…詳細を見る -
材料組織をナノスケールで制御して高強度/高延性マグネシウム合金を実現 京都大学
京都大学は2019年8月23日、物質・材料研究機構(NIMS)と共同で、材料組織をナノスケールで制御することによって、高強度と高延性を併せ持つ軽量マグネシウム合金の作製に成功したと発表した。 マグネシウムは軽量高強…詳細を見る -
厚さわずか数μm、柔らかく装着感のないウェアラブル電子デバイスを開発
健康管理を目的に心拍数などを計測するウェアラブルデバイスの普及が進んでいるが、米ヒューストン大学は、着けていることを感じさせないほど薄く、柔らかく、伸縮性のあるウェラブル電子デバイスを開発し、アメリカ科学振興協会(AAA…詳細を見る -
UCバークレー、踏み潰せないゴキブリロボットを開発
生物が備える優れた機能や形状を、ロボット工学に応用する研究開発が世界各地で行われているが、カリフォルニア大学バークレー校では、ゴキブリにヒントを得た小型ロボットを開発した。このロボットは、薄っぺらで、すばしっこく、踏みつ…詳細を見る -
2017年にヨーロッパで観測された放射性雲の原因を調査――ロシアの再処理工場から放出か
2017年、ヨーロッパで放射性雲が観測されたが、発生原因はいまだに不明だった。今回、ウィーン工科大学の研究チームがこの事件の原因探究のため、ヨーロッパをはじめとした地域で収集された1300件以上の測定データを分析し、20…詳細を見る