カテゴリー:ニュース
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従来の10%程度の圧力で冷間鍛造を行う「切削鍛造加工法」を発明――精密鍛造の第3の基本工法に 岐阜大学
岐阜大学は2019年5月15日、精密鍛造において工具の圧力が従来の10%程度で加工できる「切削鍛造加工法」を発明し、特許申請したと発表した。切削鍛造加工法は、精密鍛造の基本工法である「据込み」と「押出し」に続く、第3の基…詳細を見る -
コンデンサの静電容量を7%にまで低減する電解コンデンサレス技術を開発――インバータの長寿命化や薄型化に貢献 ダイヤモンド電機
ダイヤモンド電機は2019年5月15日、インバータに必須のコンデンサの静電容量を7%にまで低減する電解コンデンサレス技術を開発したと発表した。 省エネ機器には一般的に、電解コンデンサを用いるインバータや、高調波電流…詳細を見る -
グラフェンスポンジがリチウム硫黄電池の安定化に寄与
将来の電力需要を満たすためには、新たな電池技術は欠かせない。その選択肢のひとつが、リチウムイオン電池の5倍以上の理論エネルギー密度を持つリチウム硫黄電池だ。 リチウム硫黄電池の実用化に向けて世界各地で活発に研究開発…詳細を見る -
新しいX線計測手法で超高強度レーザーによる固体の等積加熱のメカニズムを解明 大阪大学など
大阪大学は2019年5月13日、ネバダ大学(米国)、理研Spring-8、欧州XFEL(ドイツ)、イエナ大学(ドイツ)、カリフォルニア大学(米国)、ローレンスリバモア国立研究所(米国)との国際共同研究チームが、超高強度レ…詳細を見る -
ノイズを伴う力学系で生じる異常拡散現象を発見し、その生成メカニズムと普遍的な性質を解明 北海道大学
北海道大学は2019年5月14日、ロンドン大学と共同で、ノイズの伴う開放力学系における非定常な確率カオスと異常拡散を発見し、ランダム力学系理論、連続時間酔歩理論によりその生成メカニズムと普遍性を明らかにしたと発表した。 …詳細を見る -
火や発火物を吸引して消火する「VEM」――豊橋科学技術大学が考案
豊橋科学技術大学が、一般的な消火器とは異なる発想で消火する「VEM:Vacuum Extinguish Method」という手法を考案した。宇宙船や潜水艦など、閉鎖的な環境での使用を想定した技術だ。 一般的な消火器…詳細を見る -
二酸化炭素からメタンを製造するメタネーション技術のデモ装置を開発 IHI
IHIは2019年5月13日、シンガポール科学技術庁傘下の科学工学研究所(ICES)と共同開発したメタン化触媒を用いて、CO2からメタンを製造するメタネーション技術のデモ装置を開発したと発表した。 環境負荷を抑えつ…詳細を見る -
1つの試料で超伝導の発現条件を明らかに――強相関物質を用いた有機トランジスタで、電子の「数」と「動きやすさ」を同時に制御 理研など
理化学研究所は2019年5月11日、強相関物質を用いて柔軟な有機トランジスタを作製し、1つの試料で電子の数と動きやすさを同時に制御することで、超伝導の発現条件を明らかにしたと発表した。同研究は、自然科学研究機構分子科学研…詳細を見る -
「水切り」の新たなモードを発見
石を投げて水面を跳ねさせる「水切り(water skipping)」。誰にでも出来る遊びとして世界各地で行われているが、ユタ州立大学は、米海軍対潜戦センターおよびブラウン大学と共同で、ゴムボールを使った水切りの実験を行い…詳細を見る -
量子反強磁性体におけるトリプロン準粒子の分散関係がSSH模型を実現 東北大学など
東北大学多元物質科学研究所、東京工業大学理学院、日本原子力研究開発機構J-PARCセンターは2019年5月10日、化学式Ba2CuSi2O6Cl2で表される量子反強磁性体において、トリプロンと呼ばれる磁気準粒子がトポロジ…詳細を見る