カテゴリー:技術ニュース
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「マクスウェルの悪魔」に基づく世界最速の情報エンジン、従来より性能が10倍以上も向上――「情報」を「仕事」に変換
カナダのサイモンフレーザー大学は、「情報」という新しい種類の燃料を利用する非常に高速なエンジンを設計したと発表した。この研究は、2021年5月18日付で『米国科学アカデミー紀要(PNAS)』に掲載された。 このエン…詳細を見る -
細胞の遺伝子をコーディング――ウイルス耐性を備えた人工細菌の開発に成功
ケンブリッジ大学の研究チームは、遺伝子に組み込んだ指示に従って自然界には存在しない構成要素から人工ポリマーを作る能力を備えた細胞の開発に成功した。生分解性プラスチックや医薬品など新しいポリマーの開発につながる可能性がある…詳細を見る -
より安全で長寿命の全固体電池は、電極-電解質界面の原子配列がカギ
米イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の研究チームは、全固体二次電池の性能と寿命の向上につながる研究結果を発表した。電極-電解質界面の原子配列と電池性能の相関を直接評価し、界面積の最小化がカギだとしている。詳細は、202…詳細を見る -
共鳴トンネル現象で従来の100倍以上のエネルギー変換効率――レクテナを使った環境発電
米コロラド大学の研究チームは、電子が壁を通り抜けるのと同じような量子効果を利用して光レクテナのエネルギー変換効率を劇的に高める方法を発見した。研究成果は、5月18日付で『Nature Communications』に掲載…詳細を見る -
最短30秒で硬化、常温保管可能な速硬化炭素繊維強化プリプレグシートを開発 NEDO
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2021年7月15日、世界最速レベルの短時間で硬化し、常温保管できる「速硬化炭素繊維強化プリプレグシート」を開発したと発表した。DIC、セーレン、福井県工業技術センターによ…詳細を見る -
航空機エンジンの騒音をヘアドライヤー並みに――エアロゲル超軽量防音材料を開発
英国バース大学の研究チームが、航空機エンジンなど様々な分野で発生する騒音レベルを最大16dB低減できる超軽量材料を開発した。酸化グラフェン(GO)とポリビニルアルコール(PVA)から構成され、多数の気泡を含むエアロゲル材…詳細を見る -
ドイツで初の3Dプリント製住居が完成間近
ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州北東部ベックム市で建設が進められていた、ドイツ初の3Dプリント住宅が完成間近と伝えられている。 2階建ての戸建て住宅で総床面積は160平方メートル。断熱材入りの3層構造の壁…詳細を見る -
フォトニック結晶レーザー搭載LiDARをクラス最小に小型化――光源部と受光部を一体化し従来の1/3の体積に 京都大学
京都大学は2021年7月14日、北陽電機と共同で、フォトニック結晶レーザー(PCSEL)のレンズフリー特性を活かし、クラス最小となる小型LiDAR(Light Detection and Ranging)システムを開発し…詳細を見る -
ユニークな逆くさび型ボディ――米Kelekonaが40人乗りeVTOLのコンセプトを提案
ニューヨークを拠点とするスタートアップのKelekonaは、乗客40人を一度に運べる大型eVTOLエアバスのコンセプトを発表している。実現すれば、ロサンゼルスからサンフランシスコまでの約530kmを1時間で移動できるとい…詳細を見る -
地球温暖化を防止する手法を考案――エアロゾル粒子で太陽熱を遮断
米国海洋大気庁NOAAの化学研究所を中心とする国際研究チームが、エアロゾル粒子を成層圏に効率的かつ経済的に散布させる手法を考案した。成層圏で太陽光を反射して地表に降り注ぐ日射を削減することを狙う。近年、地球温暖化を抑制す…詳細を見る