カテゴリー:技術ニュース
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人間の10倍の仕事ができる、ポリマーベースの人工筋肉を開発
米ノーザンアリゾナ大学(NAU)の研究チームは、柔軟で低コスト、高効率の人工筋肉を開発した。ねじれたパスタのような形のアクチュエータは、人間の骨格筋をしのぐ性能も見せた。ソフトロボットや歩行ロボットのほか、外骨格や義肢と…詳細を見る -
スペースコロニーのエネルギー源になる「人工葉」を開発――生きた藻類を3Dプリント
オランダのデルフト工科大学の研究チームは、光に当てるだけで簡単にエネルギーを生成できる新しい「人工葉」を開発した。生きた藻類そのものを3Dプリントすることで、宇宙空間など植物が通常育たない環境でも、持続可能なエネルギー生…詳細を見る -
核融合ベンチャー企業、プラズマ温度1億度のマイルストーンに近づく
核融合炉開発を進めるイギリスのベンチャー企業「Tokamak Energy」は2021年3月29日、球状トカマク装置「ST40」のファーストプラズマの写真を公開し、今後数カ月での1億度の核融合温度の達成に向けて順調に進ん…詳細を見る -
完全にリサイクル可能なプリンテッドエレクトロニクスを開発
米デューク大学の研究チームは、世界で初めて完全にリサイクル可能なプリンテッドエレクトロニクスを開発した。将来、電子機器廃棄物の削減に貢献することが期待される。研究成果は、4月26日付で『Nature Electronic…詳細を見る -
スペースプレーン「Dream Chaser」着陸に関する着陸施設使用契約を締結――2022年にISSへの貨物輸送ミッションを予定
米Sierra Nevada Corporation(SNC)は、2021年5月4日、同社のスペースプレーン(航空機型宇宙船)「Dream Chaser」着陸に関する打ち上げ着陸施設使用契約を、フロリダ州政府の航空宇宙産…詳細を見る -
三体問題への新しいアプローチ――数世紀にわたる未解決問題に対する統計論的解法
「三体問題」は、空間において重力相互作用する3個の物体の動きを予測する問題。物理学や天文学の問題を理解するための本質的な課題として、ニュートン以来3世紀以上にわたり、世界的な物理学者、天文学者、数学者などの心を捉えてきた…詳細を見る -
流体力学によって銃殺事件での血痕の謎を解明――物理学的な理解が科学捜査に役立つ
流体物理学の観点から、貫通する弾丸によって起こる血しぶきがどのように飛散するかについて考察した理論とその実験結果が発表された。この研究はイリノイ大学シカゴ校とアイオワ州立大学によるもので、2021年4月20日付で『Phy…詳細を見る -
反射率98.1%の「最も白い」塗料を開発――塗るだけで冷却効果を発揮
米パデュー大学の研究チームは、太陽光の98.1%を反射し、かつてないほど白いペンキを開発した。見た目が白いだけでなく、放射冷却効果もあるため、建物の壁に塗って表面温度を下げることができる。ヒートアイランド現象や地球温暖化…詳細を見る -
人の汗から電気を作る、和紙を基板としたウェアラブルバイオ燃料電池を開発
東京理科大学の四反田功准教授率いる研究グループは、人の汗から発電する高出力のウェアラブルバイオ燃料電池を開発した。 人々の健康指向の高まりや、高齢化社会の進行に伴い、健康管理用バイオセンサーの必要性が増している。バ…詳細を見る -
3量子ビットの制御および量子もつれ状態の生成に成功――大規模量子コンピューターの実現に寄与 理化学研究所
理化学研究所は2021年6月8日、シリコン量子ドットデバイス中の電子スピンを用いることで、3量子ビットの制御および量子もつれ状態の生成に成功したと発表した。 シリコン量子ドット中の電子スピンを用いたシリコンスピン量…詳細を見る