カテゴリー:技術ニュース
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最適な駐車場所についての数学的解法――入口の近くか、直近の空きスペースか
数学は、天体の運動や自然のリズムなどを明らかにするばかりでなく、日常生活における些細な決断にも光を当てることができる。その一例が、サンタフェ研究所の物理学者Sidney Redner教授とボストン大学のPaul Krap…詳細を見る -
3Dプリント製品を革新するデータドリブン設計手法
付加製造(AM:Additive Manufacturing)技術の発達により、医療用インプラントから航空機エンジンまで、様々な製品を3Dプリントで製造できるようになった。しかし、シンガポール工科設計大学(SUTD)は、…詳細を見る -
様々な設計への応用が広がる折紙工学――折り紙による双曲放物面の構造特性を解析
折り紙で鶴を作ったことがある人は多いだろう。折り鶴ほどではないにせよ、一枚の紙を山・谷・山・谷と折り込んだ「双曲放物面」は、折り紙愛好家の間でも良く知られている。米ジョージア工科大学と東京大学の研究チームは、折り紙から作…詳細を見る -
捕食者を模した魚型ロボットでカダヤシ対策――侵入種との戦いの有益ツールに
世界各地で外来種として問題視されている「カダヤシ」に対して、その捕食者である「オオクチバス」を模した魚型ロボットを用いて心理的ストレスをかけ、繁殖を抑制できる可能性があることが分かった。ニューヨーク大学タンドン工科学校の…詳細を見る -
蛍光体粒子分散セラミックスを常温で高密度化――次世代高出力半導体照明用に資する高熱伝導率化と透光性も付与 横国大ら
横浜国立大学は2019年10月10日、神奈川県立産業技術総合研究所と共同で、常温での緻密化プロセスにより、従来の樹脂を用いたものと比較して40倍以上も高い熱伝導率を有する蛍光体粒子分散酸化マグネシウムセラミックスの開発に…詳細を見る -
世界初となる「第3世代 走行中ワイヤレス給電インホイールモーター」の開発に成功――受電から駆動までの全てをタイヤの中に 日本精工ら
日本精工(以下、NSK)は2019年10月10日、東京大学の研究グループ(以下、東大グループ)、ブリヂストン、ローム、東洋電機製造と共同で、走行中に道路からインホイールモーターに直接給電できる「第3世代 走行中ワイヤレス…詳細を見る -
燃料電池触媒用プラチナーグラフェン薄膜を開発――バルク状プラチナより高い触媒特性
2Dグラフェン上に積層された、2原子層の厚さのプラチナ薄膜が、従来のバルク状プラチナと同等以上の触媒特性と耐久性を示す可能性のあることが、ジョージア工科大学の研究チームにより明らかにされた。高価なプラチナ金属の使用量を大…詳細を見る -
電動ブレーキ用「非循環ボールねじ」を開発――ボールの循環機構を廃止することで小型化 ジェイテクト
ジェイテクトは2019年10月8日、電動キャリパブレーキ用の「非循環ボールねじ」を開発したと発表した。 電動キャリパブレーキ(EMB)は、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)などの電動車に適した、ディスクブ…詳細を見る -
二酸化炭素をとらえて機能性有機分子へ変換できる多孔性材料を開発――プロペラ様の構造がゲートとして二酸化炭素を通過/捕捉 京都大学など
京都大学は2019年10月9日、東京大学や中国江蘇師範大学と共同で、選択的に二酸化炭素をとらえて有用な有機分子に変換できる多孔性材料を開発したと発表した。 活性炭やゼオライトに代表される多孔性材料は、多くの細孔が空…詳細を見る -
ハウジング摩耗を抑制する「クリープ摩耗抑制玉軸受」を開発――ひずみクリープだけでなく連れ回りクリープによる摩耗も抑制 ジェイテクト
ジェイテクトは2019年10月8日、ハイブリッド車や電動車の変速機、エンジン車の無段変速機(CVT)などに使用される「クリープ摩耗抑制玉軸受」を開発したと発表した。 軸受のクリープは運転中、内輪が軸に、外輪がハウジ…詳細を見る