カテゴリー:化学・素材系
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単層カーボンナノチューブの成長にガドリニウム添加触媒の有効性を確認 早稲田大学ら
早稲田大学は2019年11月8日、Istituto Officina dei Materiali(イタリア)と共同で、これまで単層カーボンナノチューブ(SWCNT)の成長に有効とされていたアルミナ(Al2O3)下地上の鉄…詳細を見る -
UCサンディエゴ、ウバウオ(姥魚)の生態を研究し、高性能な吸引カップを開発
カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームは、海辺に生息する小魚の吸盤にヒントを得て汎用性の高い吸引カップを開発した。 研究者達をインスパイアしたのは、温帯から熱帯にかけて広く分布するウバウオ(姥魚)。海岸の浅瀬…詳細を見る -
シリコンナノ粒子のみで高出力な全固体電池用負極電極体を実現――全固体リチウム二次電池の高容量化への貢献に期待 NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2019年11月7日、市販のシリコンナノ粒子を用い「スプレー塗工法」で作製したシリコンナノ粒子電極体が、全固体電池中で高い出力特性とサイクル特性を示すことを見出したと発表した。 シリ…詳細を見る -
ガラスモールド工法によるマイクロ化学チップの量産化技術を開発――使い捨ての分析・検査デバイス開発に期待 パナソニック
パナソニックは2019年11月6日、マイクロ化学技研と共同で、マイクロ化学チップのガラスモールド工法による量産化技術を開発したと発表した。このチップは、医療、バイオ、環境(水質、空気)などのセンシング/分析用のデバイス向…詳細を見る -
ウェアラブルを革新する、洗濯可能な高導電性繊維を開発
ドレクセル大学の研究チームが、「MXene」と呼ばれる2次元高導電性材料を繊維に被覆することで、高機能なウェアラブルデバイスを作成する手法を考案した。一般的な染色工程と同じ浸漬被覆法を活用し、産業用織機でも製造できるほど…詳細を見る -
バイオプラスチック、資源循環の最新動向をまとめた「TSC Foresight」公表――海洋生分解性プラスチックの新市場、国内外で創出 NEDO
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2019年11月1日、「資源循環(プラスチック、アルミニウム)」、「バイオプラスチック」の2つの技術分野について、最新動向や課題、市場予測をまとめた「TSC Foresig…詳細を見る -
低環境負荷で高効率なアミノ酸合成法を開発――再生可能エネルギーから調達した電気と水、木質バイオマスから抽出した有機酸を使用 九州大学
九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所は2019年11月1日、再生可能エネルギーから調達できる電気エネルギーと水を使って効率よくアミノ酸を合成することに成功したと発表した。 アミノ酸は、生物の重要な構成…詳細を見る -
薄型スマホカメラやドローンの飛行時間延長を可能にする薄型軽量レンズを開発
アメリカのユタ大学電気コンピューター工学科准教授のRajesh Menon氏は、従来のカメラレンズよりもはるかに薄くて軽い光学レンズを開発したと発表した。従来のスマートフォンのカメラに使われているレンズは数mmの厚みがあ…詳細を見る -
ソフトロボット向けの新しい変形材料を開発
カーネギーメロン大学の研究チームは、高い電気伝導性と熱伝導性を兼ね備え、形状変化が可能な液晶エラストマー(LCE)を開発した。ソフトロボット向けのセンシングやアクチュエーションに利用できる複合材料として期待できる。研究結…詳細を見る -
極低温で強度を増すシルクの謎を解明――宇宙空間での利用も可能
英オックスフォード大学と中国の研究チームは、ポリマー繊維の多くが冷却すると脆化するのに対して、天然のシルクは低温になるほど強度を増すことを発見した。シルク繊維のコアを形成するナノサイズのフィブリル(微小繊維)の高い配向性…詳細を見る