カテゴリー:化学・素材系
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CO2フリー水素を低コストで製造する水素サプライチェーン構築、設備費を約50%削減へ
JXTGエネルギー、東京大学、千代田化工建設、クイーンズランド工科大学(QUT)は2019年3月15日、水素を貯蔵/運搬できる常温常圧の液体である有機ハイドライドをオーストラリアにて低コストで製造し、CO2フリーの水素を…詳細を見る -
生体組織と同等の柔軟性、耐破断性と復元性を持つ再生医療用革新ポリマーを創出――高い生体追従性/吸収性に加え分解性も向上 東レ
東レは2019年3月14日、独自の機能性高分子設計技術を駆使し、初期長に対して10倍に引き伸ばしても破断せずに復元する、皮膚のような柔軟性を有する新たな生体吸収性ポリマーを創出したと発表した。さらに、このポリマーの加水分…詳細を見る -
金属をコアに使って強靭性ポリマー繊維を開発――バイオマテリアルがヒント
ノースカロライナ州立大学の研究チームが、ポリマー製の中空シースに、コアとしてガリウム金属を挿入した複合繊維を作成した。変形初期には金属ガリウムとしての強度を示すが、変形が進んでコア金属が破断しても、破断した金属間のひずみ…詳細を見る -
窒素を導入したp型半導体グラフェンの開発に成功――太陽電池や透明電極、触媒などへの応用に期待 名大など
名古屋大学は2019年3月11日、信州大学とタイのカセサート大学と共同で、窒素陽イオンを導入した高結晶性p型半導体グラフェンの開発に成功したと発表した。 グラフェン材料の機能を制御するためには、一部の炭素を異なる元…詳細を見る -
安全で安価な医薬品原料製造方法を開発――リチウムイオンバッテリーの反応がヒント
米スクリプス研究所は、製薬会社ファイザー、ユタ大学、ミネソタ大学、中国アシムケムライフサイエンスと協力して、医薬品製造で必要な化合物を室温、安全、低コストで合成する方法を開発したと発表した。手本としたのは、電気自動車をは…詳細を見る -
真空環境下で動作可能な高精度形状可変ミラーを開発――第4世代放射光施設、宇宙望遠鏡等での応用に期待 大阪大学など
大阪大学は2019年3月11日、ジェイテックコーポレーションとの共同研究により、真空環境下で動作可能な高精度形状可変ミラーの開発に世界で初めて成功したと発表した。開発されたミラーは真空が必要なX線実験や、真空中でしか利用…詳細を見る -
天然ゴムのき裂先端の結晶化の挙動を解明――従来より高耐久のゴムの開発に期待 住友ゴム工業
住友ゴム工業は2019年3月12日、ドイツのライプニッツ高分子研究所との共同研究により、世界で初めて天然ゴムのき裂先端の結晶化(天然ゴムを伸ばした時に、伸長方向に分子の並びが揃うこと)の挙動を明らかにしたと発表した。これ…詳細を見る -
5G用フレキシブルプリント配線基板を作製できる高強度異種材料接合技術を開発 産総研
産業技術総合研究所は2019年3月12日、新技術研究所と共同で、高周波用のフレキシブルプリント配線基板(FPC)を作製できる高強度な異種材料接合技術を開発したと発表した。同技術は、伝送損失が少ない優れた特性をもつ第5世代…詳細を見る -
「業界天気図」2019年度見通し、3年ぶりに「悪化」――「改善」見込みは8分野、1999年度以降で最少 帝国データバンク
帝国データバンクは2019年3月8日、「業界天気図」動向調査2018~19年度見通しを発表した。 同調査は、100業界198分野を対象に、企業業績や統計データ、業界ニュースなどを元にして、今後の展望を総合的に判断。…詳細を見る -
シルクに接着性を付与する方法を発見――環境負荷の少ない簡便なプロセスで 理化学研究所
理化学研究所は2019年3月11日、クモ糸やカイコの繭糸の主成分であるシルクタンパク質を酵素処理することで、高い接着性を示すことを発見したと発表した。 濡れた岩場などにも、その足糸(そくし)を使って強力に張り付くこ…詳細を見る