カテゴリー:化学・素材系
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新材料の「温めると縮む」効果、2つのメカニズムの同時発生で高まることを発見――精密な位置決めが必要な工程に対応 東工大ら
東京工業大学は2019年11月28日、同大学と近畿大学、量子科学技術研究開発機構(量研)らの研究グループが、ニッケル酸ビスマス(BiNiO3)と鉄酸ビスマス(BiFeO3)の固溶体(複数の化合物が均一に溶け合って、単相の…詳細を見る -
アルミニウムが強塩基となる分子を合成――強制的に強塩基とする手法を開発 名古屋大学
名古屋大学は2019年11月26日、典型的な酸として知られるアルミニウムが強い塩基として作用する分子を新たに発見したと発表した。 中和反応では、塩基が持つ電子を酸に含まれる水素イオンが受け取ることで水分子が生じる。…詳細を見る -
廃棄物だった魚の皮とウロコで、サスティナブルな生分解性バイオプラスチック「MarinaTex」を開発
英サセックス大学の学生が、魚の皮とウロコ、海藻を使って生分解性バイオプラスチック「MarinaTex」を開発、ジェームズダイソン財団が主催する「JAMES DYSON AWARD 2019」の国際最優秀賞を受賞した。Ma…詳細を見る -
青色EL材料として高い特性を示す有機ホウ素化合物を開発――青色有機ELの低コスト化に期待 茨城大など
茨城大学は2019年11月25日、九州大学および京都大学と共同で、有機ホウ素化合物を活用した、高い発光効率と色純度を持つ有機EL向け青色蛍光体を開発したと発表した。 有機ELは、軽く、フレキシブルで、輝度、コントラ…詳細を見る -
人の動きで発電する透明な摩擦帯電型発電シートを開発――自己給電型ウェアラブルデバイスなどへの応用に期待 名古屋大
名古屋大学は2019年11月21日、摩擦帯電現象を利用した、高い透明性と伸縮性を持つ発電シートを開発したと発表した。 IoT社会の到来によってセンサー類の需要が増え、電池に代わる交換不要な電源の開発が望まれている。…詳細を見る -
高密度造形を可能とする金属3Dプリンター用純銅粉を開発――電子ビーム方式で99.94%の相対密度を実現 JX金属
JX金属は2019年11月22日、3Dプリンターで作製された造形物の密度不足を解決する、金属3Dプリンター用純銅粉を開発したと発表した。 金属3Dプリンターの実用化を望む声は多く、実際に航空分野や自動車分野、医療分…詳細を見る -
室温で世界最高の導電率を示すナトリウムイオン伝導性硫化物固体電解質を開発 大阪府立大
大阪府立大学は2019年11月21日、室温で非常に高いナトリウムイオン伝導性を示す硫化物固体電解質の作製に成功したと発表した。このことは、より安全で高エネルギー密度を持つ次世代型全固体電池の開発に貢献するとしている。 …詳細を見る -
高温で瞬時に約2000倍の硬さになる高分子ゲルを開発――事故時のプロテクターや熱吸収材への応用に期待 北海道大
北海道大学は2019年11月19日、低温では柔らかいゴム状態だが、高温で瞬時に約2000倍硬くなる新規高分子ハイドロゲルを開発したと発表した。もう一度低温に戻せば、硬さも元に戻るという。 開発されたゲルは、食品添加…詳細を見る -
ガス分離膜を高性能化する、連続した空隙構造を持つ多孔質炭素繊維を開発 東レ
東レは2019年11月18日、ナノサイズの連続する空隙構造を持った多孔質炭素繊維を世界で初めて開発したと発表した。 さまざまなガス分離において、エネルギー消費量が多い従来の吸収法や吸着法に代わり、膜を用いたガス分離…詳細を見る -
窒化ガリウムの低コスト結晶製造装置を開発――高性能GaNデバイス開発への突破口に JST
科学技術振興機構(JST)は2019年11月15日、東京農工大学と大陽日酸と共同で進める産学共同実用化開発事業の開発課題「トリハライド気相成長法(THVPE法)による高品質バルクGaN成長用装置」の開発結果を成功と認定し…詳細を見る