カテゴリー:化学・素材系
-
伸縮に強いスーパーキャパシタを開発――カーボンナノチューブの“森”を利用
ミシガン州立大学の研究チームは、カーボンナノチューブ(CNT)を利用して伸縮性に優れたスーパーキャパシタを作製した。医療分野をはじめとするウェアラブルデバイスへの伸縮可能な電源として適用できる。研究成果は、2019年4月…詳細を見る -
効果の高いスプレー式着氷防止剤を開発――界面靱性を下げて着氷を防止
米ミシガン大学は、大型の構造物にも使える効果が極めて高いスプレー式の着氷防止剤を開発した。このスプレーでコーティングされた構造物に付着した氷は、弱い風、あるいは氷自体の重さで落とすことができる。 船舶や飛行機、送電…詳細を見る -
電力を蓄えることにより構造を修復する「自己修復能力」を持つ電極材料を発見 東大
東京大学は2019年5月16日、同大学の研究グループが、電力を蓄えることにより構造を修復する「自己修復能力」を持つ電極材料を発見したと発表した。 電気自動車や太陽光発電など環境に優しい技術の社会導入が進む中で、電力…詳細を見る -
燃料電池や金属空気電池用ナノ粒子触媒の大量生産に適した製造方法を開発――触媒活性も2.7倍に向上 都産技研ら
東京都立産業技術研究センター(都産技研)は2019年5月16日、九州大学と共同で燃料電池や金属空気電池用ナノ粒子触媒の大量生産に適した製造方法を開発したと発表した。 燃料電池や金属空気電池は自動車や家庭用の次世代電…詳細を見る -
超極細繊維を使用した研磨パッドを開発――半導体用シリコンウエハー製造の品質安定とコスト削減を両立 帝人フロンティア
帝人フロンティアは2019年5月16日、独自の製糸技術で製造した超極細繊維「ナノフロント」を使用することにより、半導体用シリコンウエハーの製造において、品質の安定とコスト削減の両立を実現する研磨パッドを開発し、販売を開始…詳細を見る -
新しいX線計測手法で超高強度レーザーによる固体の等積加熱のメカニズムを解明 大阪大学など
大阪大学は2019年5月13日、ネバダ大学(米国)、理研Spring-8、欧州XFEL(ドイツ)、イエナ大学(ドイツ)、カリフォルニア大学(米国)、ローレンスリバモア国立研究所(米国)との国際共同研究チームが、超高強度レ…詳細を見る -
ノイズを伴う力学系で生じる異常拡散現象を発見し、その生成メカニズムと普遍的な性質を解明 北海道大学
北海道大学は2019年5月14日、ロンドン大学と共同で、ノイズの伴う開放力学系における非定常な確率カオスと異常拡散を発見し、ランダム力学系理論、連続時間酔歩理論によりその生成メカニズムと普遍性を明らかにしたと発表した。 …詳細を見る -
火や発火物を吸引して消火する「VEM」――豊橋科学技術大学が考案
豊橋科学技術大学が、一般的な消火器とは異なる発想で消火する「VEM:Vacuum Extinguish Method」という手法を考案した。宇宙船や潜水艦など、閉鎖的な環境での使用を想定した技術だ。 一般的な消火器…詳細を見る -
二酸化炭素からメタンを製造するメタネーション技術のデモ装置を開発 IHI
IHIは2019年5月13日、シンガポール科学技術庁傘下の科学工学研究所(ICES)と共同開発したメタン化触媒を用いて、CO2からメタンを製造するメタネーション技術のデモ装置を開発したと発表した。 環境負荷を抑えつ…詳細を見る -
「水切り」の新たなモードを発見
石を投げて水面を跳ねさせる「水切り(water skipping)」。誰にでも出来る遊びとして世界各地で行われているが、ユタ州立大学は、米海軍対潜戦センターおよびブラウン大学と共同で、ゴムボールを使った水切りの実験を行い…詳細を見る