カテゴリー:化学・素材系
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東レ、ファッション向け新素材「Kinari(キナリ)」を開発――独自の複合紡糸技術「NANODESIGN」を活用
東レは2019年10月31日、天然絹のような上質な光沢、艶感、嵩高(かさだか)性、仕立てやすさを特長とする、新感覚のポリエステル長繊維テキスタイル「Kinari(キナリ)」を開発したと発表した。 Kinariは、服…詳細を見る -
【東京モーターショー2019】自動車を変える新技術――産官学連携で目指す次世代モビリティ
2019年10月24日~11月4日の日程で開催されている「第46回東京モーターショー」。MaaS(Mobility as a Service)や次世代モビリティといったキーワードと共に、これまでの自動車産業主体のモーター…詳細を見る -
リハビリを支援し、VRのリアリティを強化する人工皮膚を開発
医療のリハビリテーションやVRの触覚フィードバックに応用できる人工皮膚が、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)で開発された。 ソフト空気圧アクチュエーター(SPA)と呼ばれるこの人工皮膚は、空気圧アクチュエー…詳細を見る -
高い清浄化速度と優れた油分分離性を有する油水分離膜を開発――災害や油流出事故による汚染水処理に貢献 神戸大学
神戸大学は2019年10月30日、親水性シリカの超薄層を多孔膜上に形成することで、油分による汚染水を清浄化できる高性能分離膜の開発に成功したと発表した。この油水分離膜は、水不足問題解決への貢献が期待できるという。 …詳細を見る -
αゲルの分子構造特性などを解明、クリーム製剤の安定性の向上へ 東京理科大
東京理科大学は2019年10月28日、理工学部先端化学科の酒井健一准教授らのグループが、既に開発済みだったジェミニ型界面活性剤を用い、ミヨシ油脂との共同研究で新規のαゲルの作成に成功したと発表した。このαゲルを分析するこ…詳細を見る -
生産グレードの3Dプリンティング製品向けFDM熱可塑性プラスチックを新開発 ストラタシス
ストラタシス(Stratasys)は2019年10月29日、高い耐久性・耐熱性・耐薬品性を備えた3種類の新しい熱可塑性プラスチックをFDM(熱溶解積層方式)向けに開発したと発表した。これらの新素材は、自動車や航空宇宙など…詳細を見る -
ナノ触媒粒子の触媒活性を評価する新手法を開発――効率的な水素製造法への寄与が期待
ルール大学ボーフムの研究チームが、個々の触媒粒子について、その触媒特性を評価できる新手法を開発した。走査型電気化学セル顕微鏡を使った測定法を見直すことで実現したもので、水の電気分解から水素を製造する貴金属触媒を代替する、…詳細を見る -
新開発のカルシウム系蓄熱材を用いた蓄熱システムで、二酸化炭素の排出を大幅に抑制 愛知製鋼、豊田中央研究所、近江鉱業が共同で開発
愛知製鋼は2019年10月25日、豊田中央研究所および近江鉱業と共同で、高い蓄熱密度を持つカルシウム系蓄熱材を開発、それを用いた工場排熱を利用した蓄熱システムを自社工場に設置し、CO2排出量を大幅に抑制できることを実証し…詳細を見る -
省エネルギー、低コストの二酸化炭素分離技術「CO2促進輸送膜」が実用化 神戸大学など
神戸大学は2019年10月28日、ルネッサンス・エナジー・リサーチ(RER)および新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と共同で開発した、低エネルギー消費で二酸化炭素(CO2)を分離する「CO2促進輸送膜」が20…詳細を見る -
木粉の化学修飾により機能性プラスチックの抽出に成功――新規生分解性材料の開発、温室効果ガスの低減に貢献 名工大
名古屋工業大学は2019年10月25日、スカンジウムトリフラート触媒を使って、無溶媒でセルロース粉末を化学修飾することに成功したと発表した。 実験では、セルロース粉末の水酸基に対して2倍量の無水酢酸と1mol%のス…詳細を見る