カテゴリー:化学・素材系
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鋼のように強いクモの糸の秘密を解明――高強度人工繊維の開発も
米ノースウェスタン大と米サンディエゴ州立大学(SDSU)の研究チームは、クロゴケグモのシルクタンパク質分泌腺の内部を直接観察し、液体から糸への変換初期のタンパク質構造を明らかにした。天然のクモの糸に匹敵する特性を持つ人工…詳細を見る -
高容量で劣化しないリチウムイオン2次電池用負極を開発――容量が黒鉛電極の5倍に 産総研
産業技術総合研究所(産総研)は2018年11月21日、導電性基板上に一酸化ケイ素と導電助剤を積層させたリチウムイオン2次電池用負極を開発したと発表した。この負極の開発により、リチウムイオン2次電池の高容量化や小型化の促進…詳細を見る -
エポキシ系並みの高強度を持つ高弾性ウレタン系接着剤、横浜ゴムが基礎技術を確立
横浜ゴムは2018年11月20日、最大引張り強度20~40Mpaに加えて、最大伸び率200~500%という弾性も兼ねそろえた2液型ウレタン系接着剤の基礎技術を確立したと発表した。一般的に達成困難な技術領域を定めた技術的上…詳細を見る -
芝浦工大、水素を検知するセンサーをフレキシブルな素材に低温環境で形成できる技術を開発
芝浦工業大学は2018年11月20日、光エネルギーを利用することで、従来よりも低温環境で、水素を検知する薄膜を柔軟性がある素材に形成する技術を開発したと発表した。同技術は、水素ステーションや工場などで、大気中のわずかな水…詳細を見る -
乾いた大気から水を絞り出せ――造水技術コンテスト「Water Abundance XPRIZE」の優勝者が決定
様々な分野でコンテストを開催するXPRIZE財団は2018年10月22日、希薄な大気から清浄な水を効率良く得る技術に関するコンテスト「Water Abundance XPRIZE」の優勝者を発表した。Water Abun…詳細を見る -
NIMS、鋭角でも散乱せずに電磁波を伝送できる「トポロジカルLC回路」を開発――電子デバイスの小型化に貢献
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年11月19日、直角や鋭角の経路でも電磁場が散乱を受けずに伝送される「蜂の巣状トポロジカルLC回路」の作製に成功したと発表した。 形状が変化してもそれに影響されない「トポロジ…詳細を見る -
東レ、高圧縮強度と高弾性率を両立させた炭素繊維開発に成功――高性能中間基材への展開も
東レは2018年11月19日、高圧縮強度と高弾性率を両立させた新しい炭素繊維「トレカMXシリーズ」を開発したと発表した。さらに、トレカMXシリーズを使用した中間基材を展開すると発表した。 炭素繊維の繊維強度と弾性率…詳細を見る -
約130年ぶりに変わる「キログラム」、原器に頼らず物理定数を基にした定義へ
産業技術総合研究所は2018年11月16日、フランスで11月13~16日に開催された第26回国際度量衡総会において、質量の「キログラム」、物質量の「モル」、熱力学温度の「ケルビン」、電流の「アンペア」という基本4単位の定…詳細を見る -
東工大、1nmほどの粒子を触媒にした高活性酸化反応を開発――原子19個の白銀で従来比50倍の活性に
東京工業大学は2018年11月16日、有機溶媒を使わずに粒径1nmほどの極微小なナノ粒子(サブナノ粒子)を触媒にして、酸素を酸化剤とする炭化水素の酸化反応を開発したと発表した。原子数19個の白金ナノ粒子を用いたところ、既…詳細を見る -
車載用リチウムイオン電池市場、17年は23.1%増も18年は8.3%増と成長鈍化か――矢野経済研究所
矢野経済研究所は2018年11月16日、車載用リチウムイオン電池(LiB)の世界市場について調査したレポート「2018年版 車載用リチウムイオン電池市場の現状と将来展望」のサマリーを公開した。車載用LiBの世界市場は、2…詳細を見る