カテゴリー:化学・素材系
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ソフトバンクとNIMS、「NIMS-SoftBank先端技術開発センター」の設置を発表――次世代の革新的電池「リチウム空気電池」の実用化に向けて連携
ソフトバンクと物質・材料研究機構(NIMS)は2018年4月11日、「NIMS-SoftBank先端技術開発センター」の設置に関する覚書を締結したと発表した。共同研究の第一弾として、次世代の革新的電池であるリチウム空気電…詳細を見る -
UCバークレー、酵素を使って化学汚染物質を吸着・分解するマットを開発
カリフォルニア大学バークレー校の科学者らは、有毒な化学物質を吸収・分解する酵素を含んだマットを開発した。これまで生体内でしか機能しなかったタンパク質を人工的な環境内で活性に保ち、その効力を利用できる画期的な発見だ。研究成…詳細を見る -
世界需要の数百年分に相当するレアアースを南鳥島周辺海域で発見――レアアース濃集鉱物を効率よく回収する技術も確立
早稲田大学、東京大学の研究チームは2018年4月12日、千葉工業大学、海洋研究開発機構、東亜建設工業、太平洋セメント、東京工業大学、神戸大学と共同で、東京都の小笠原諸島・南鳥島周辺海域に世界需要の数百年分に相当する莫大な…詳細を見る -
フロー型マイクロ波合成装置で有機材料の高効率合成が可能に――産総研など、低極性溶媒でも加熱高温化を可能とした連続合成装置を開発
産業技術総合研究所(産総研)は2018年4月12日、サイダ・FDSと共同で、以前より両者で共同開発してきたフロー型のマイクロ波加熱装置を改良し、トルエンやキシレンなどの低極性溶媒でも加熱高温化を可能とした連続合成装置を開…詳細を見る -
繊維径20μmでも高い耐摩耗性――高性能液晶ポリエステルモノフィラメントを開発 東レ
東レは2018年4月11日、繊維径20μmという細繊度でありながら、高い耐摩耗性を実現した高性能液晶ポリエステル(LCP)モノフィラメントを開発し、その製糸技術を確立したと発表した。高い強度や弾性率といったLCP繊維の優…詳細を見る -
GSアライアンスが量子ドットをポリエチレン樹脂に混合ーー樹脂複合体を世界で初めて産業化
GSアライアンスは2018年4月10日、ペロブスカイト型量子ドットをポリエチレン樹脂に混合して、量子ドット樹脂複合体(マスターバッチ)を作成したと発表した。産業化としては世界初だという。量子ドットは基本的に溶液中に分散し…詳細を見る -
安定性が大幅に向上――ペロブスカイト太陽電池向け新素材開発 東大
科学技術振興機構は2018年4月9日、東京大学の研究グループが、安定性を大幅に向上させたペロブスカイト太陽電池向け新素材を開発したと発表した。 ペロブスカイト太陽電池は、印刷で作製できるため製造コストの大幅削減が可…詳細を見る -
自動車業界が化学系エンジニアを継続的に採用する理由。これから重宝されるのは○○に詳しい化学系人材[クルマ技術の今]
~ 自動車業界の技術トレンドを各分野から見る ~ 本記事は、エンジニア専門の人材紹介会社メイテックネクストのキャリアコンサルタント・甲斐 由美氏への取材記事です。自動車業界の技術やキャリアのトレンドについて…詳細を見る -
燃料電池を高性能化する新触媒技術を開発――SOFC搭載FCVの実用化も視野に
ジョージア工科大学の研究チームが、固体酸化物型燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)の空気極において、酸素分子の還元を促進する新触媒コーティング技術を考案した。コーティングされた電極中では、酸化…詳細を見る -
石英ガラスよりも優れた特性を示す金属有機ガラス「ZIF-62」を発明
ペンシルベニア州立大学材料工学科のJohn C Mauro教授らの研究グループが、金属と有機化合物をベースとした全く新しいガラスを開発したことを発表した。この研究成果は『Science Advances』に論文「A m…詳細を見る