カテゴリー:化学・素材系
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産総研、活性汚泥による水処理膜の閉塞を解析
産業技術総合研究所(産総研)は2017年2月23日、共焦点反射顕微鏡法を用いたバイオフィルムの非破壊での観察技術と、次世代シークエンサーを用いた微生物の大規模同定技術を組み合わせ、水処理膜が閉塞する原因を解析したと発表し…詳細を見る -
千葉大学、低コストの太陽電池実現につながる分子の自己組織化制御の仕組みを解明
千葉大学大学院工学研究科の矢貝史樹 准教授を中心とした研究チームは、分子の自己組織化を制御する仕組みを解明した。太陽電池などの有機デバイスを新たな仕組みで構築し、低コスト化・大面積化するうえでの指針となるものだという。 …詳細を見る -
トヨタ、「FLAD」基材を用いた新型排出ガス浄化触媒を商品化、新型車両に順次搭載
トヨタ自動車(以下、トヨタ)は、排出ガス浄化触媒の基材において、触媒の中心部と周辺部で断面積が異なるセルを一体成形した「FLAD」基材を用いた新型の触媒を商品化すると発表した。触媒貴金属使用量の低減と触媒容量の小型化を実…詳細を見る -
東北大と阪大、産廃のシリコン切粉から高性能リチウムイオン電池負極材料を生産する技術を開発
東北大学と大阪大学の研究グループは2017年2月20日、産業廃棄物であるシリコン切粉から高性能のリチウムイオン電池負極材料を生産する方法を開発したと発表した。 シリコン切粉はシリコンウエハ生産時に生産量とほぼ同量発…詳細を見る -
電気炉の消費電力量を38%削減——最大1450℃で使用可能なファイバーレス高強度・高断熱性材料
産業技術総合研究所と美濃窯業は2017年2月13日、最大1450℃の高温下でも使用可能な「ファイバーレス高強度高断熱性材料」を開発したと発表した。この断熱材を小型電気炉に施工し、使用電力量を測定したところ、従来の耐火断熱…詳細を見る -
1週間で細胞数を40〜50倍以上に——京大など、ES/iPS細胞の大量培養技術を開発
京都大学とグンゼは2017年2月9日、ヒト ES/iPS細胞の大量培養を可能にする細胞培養基材の開発に成功したと発表した。同基材を用いた細胞培養法は、目的組織細胞への分化誘導に必要な量の細胞を短期間に高効率で増殖できる可…詳細を見る -
微小な人工血管をマイクロチップに構築——血管新生の三次元ライブ観察に成功
東京大学は2017年2月10日、血管から新しい血管が枝分かれし伸びる現象(血管新生)の三次元ライブ観察に成功したと発表した。微小な血管をマイクロチップ上に作製し、人工的に組み上げた血管組織の三次元的な構造変化の様子を、長…詳細を見る -
マサチューセッツ工科大学、もっとも強く軽量な物質の製造に成功
マサチューセッツ工科大学の社会環境工学部を中心とした研究チームは、これまでに知られているどんな材料よりも、軽量かつ高強度な物質を作り出すことに成功したと発表した。 これは炭素原子が原子1個分の厚みで並んでいる二次元…詳細を見る -
東大、光と熱で動きが切り替わる白金錯体型ギア分子の開発に成功
東京大学大学院理学系研究科の塩谷光彦教授らは、リガクの研究グループとともに、二つの回転子のかみ合いを可逆に切り替えることができるギア分子を開発したと発表した。 光や熱などの外部からの刺激により一定の制御された動きを…詳細を見る -
日本板硝子など、小型・軽量で高速なモバイル遺伝子検査機の開発に成功
日本板硝子、産業技術総合研究所(産総研)、ゴーフォトンの共同開発チームは、科学技術振興機構(JST)の先端計測分析技術・機器開発プログラムの一環として、「モバイル遺伝子検査機」(小型・軽量リアルタイムPCR装置)の開発に…詳細を見る