カテゴリー:化学・素材系
-
キャノン、InPイマージョン回折素子を開発 高い回折効率、分光器を小型化
キャノンは2016年10月18日、InP(リン化インジウム)のイマージョン回折素子の開発に成功したと発表した。世界初という。 イマージョン回折素子は階段状の分光素子だが、1~20μmの赤外波長を透過する材料は半導体…詳細を見る -
DICのPPSコンパウンド、3次元配線形成技術LDSの適合材料に認定
DICは2016年10月13日、3次元成型品に回路を形成する技術の1つであるレーザー・ダイレクト・ストラクチャリング工法(LDS)に使用可能なポリフェニレンサルファイド(PPS)コンパウンドを開発したと発表した。 …詳細を見る -
太陽光+静電気から発電――太陽と風を同時に利用する発電織物
ジョージア工科大学の研究者チームは、摩擦による静電気から発電するナノデバイスの研究で注目を集めている。その研究チームが今回さらに一歩進めて、太陽エネルギーと摩擦エネルギーの両方から同時に発電する織物を開発する道を切り開い…詳細を見る -
車載エアコン用発泡ダクトに255m/Lの燃費向上効果、キョーラクが実車にて証明
キョーラクは2016年10月6日、同社の発泡ダクトを車載エアコンに使用した場合の燃費向上効果について、実車での測定データ取得に成功したと発表した。発泡ダクトによって断熱性能が向上することは明らかだったが、実際に走行車両の…詳細を見る -
神戸製鋼、船舶部材成形での認証取得と「予熱レス高強度鋳鋼」開発を発表
神戸製鋼所は、船舶用クランク軸の主要部材であるスローの製造方法において、大型クランク軸のスローに同社開発の鍛造技術を適用し、2016年9月、日本海事協会(NK)から、設計上の余裕度を示すK-factor1.05の認証を得…詳細を見る -
固体物質を液体のように働かせる新手法——電池のさらなる難燃化や小型化へ
セントラルフロリダ大学の2人の科学者が、固体物質を実際に液化せずに液体のように働かせる方法を発見した。この研究の成果は、『Journal of the American Chemical Society』で7月14日に発…詳細を見る -
破断伸び約6倍/屈曲耐久性約20倍、竹のようにしなやかで硬いポリマーを東レが開発
東レは2016年9月28日、分子結合部がスライドする環動ポリマー構造を導入し、竹のようにしなやかで硬いポリマー材料を開発したと発表した。同ポリマー材料は、従来材料と比較して約6倍の破断伸びと約20倍の屈曲耐久性を備えてい…詳細を見る -
ジャパンファインスチール、アルミ-セラミック複合材料を用いたワイヤを開発
ジャパンファインスチールは2016年9月27日、アルミ‐セラミック複合材料を使用したワイヤを開発したと発表した。今後、航空宇宙、自動車、機械装置、精密機器などの分野の鍛造部品・曲げ加工品・ケーブル類などに向け、ワイヤ素材…詳細を見る -
カジレーネ、炭素繊維と熱可塑性樹脂繊維が高次元で分散されたコミングルヤーンを共同開発
カジレーネは2016年9月26日、三菱ガス化学、岐阜大学との産学協同研究において、炭素繊維と熱可塑性樹脂繊維が高次元で分散されたコミングルヤーンを開発したことを発表した。 コミングルヤーンとはテキスタイル加工の後に…詳細を見る -
”透明な木材”の窓、ガラスよりも自然採光と断熱性に優れることが判明
メリーランド大学工学部の研究チームが、“透明な木材”を開発した。その透明性木材で作られた窓が、自然採光と断熱効果の点でガラス窓よりも優れていることも明らかにしている。研究の詳細は、専門誌『Advanced Energy …詳細を見る