カテゴリー:化学・素材系
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マクルウ、生体分解性マグネシウム合金ステント向けのマグネシウム合金チューブ冷間引抜き加工に成功
マクルウは2016年8月29日、生体分解性マグネシウム合金ステントを想定したマグネシウム合金チューブの冷間引抜き加工に成功したと発表した。 加工に成功したマグネシウム合金チューブのサイズは外径が2mm、肉厚が0.1…詳細を見る -
東大が水ベースのリチウムイオン伝導性液体を発見、超3V級電池の電解液に
東京大学は2016年8月27日、“水”をベースとした安全・安価・高性能なリチウムイオン伝導性液体「常温溶融水和物(ハイドレートメルト)」を発見したと発表した。この液体は、高いリチウムイオン輸送特性と高い電圧耐性を備え、3…詳細を見る -
髪の毛の100分の1の薄さ。巻いて持ち運べる第3世代太陽電池を開発
人間の髪の毛と比べて100分の1という薄さの柔軟な太陽電池を、米ケネソー州立大学サザンポリテクニック工学・技術工学部の研究チームが開発した。 同チームは、さまざまなナノ材料を研究。より安価で高効率の第3世代太陽電池…詳細を見る -
パナソニック、紫外線照射から硬化まで一定時間の余裕があるUV接着剤を量産へ
パナソニックは2016年8月25日、モバイル機器の筐体とパネルの接着や組立てに適した「時間差硬化UV接着剤」の量産を2016年9月から開始すると発表した。 速硬化タイプのUV接着剤は紫外線照射後すぐに硬化するが、今…詳細を見る -
高性能ポリマー「VICTREX PEEK」、ARJ21搭載のフロアブラケットに採用
英VICTREXは2016年8月24日、同社の高性能ポリマー「VICTREX PEEK」が、COMAC(中国商用飛機有限責任公司)が開発したリージョナルジェット機「ARJ21」に搭載の航空機用フロアブラケットに採用された…詳細を見る -
日本古来の「切り紙」を応用。シートからハニカム構造を作り出せるメタマテリアル
イギリスのブリストル大学が、日本古来の「切り紙」の技法を使い、わずかな幾何学形状の変更で機械的特性を大きく変えられるメカニカル・メタマテリアルに関する論文を発表した。 メタマテリアルは、微細構造によって自然界に存在…詳細を見る -
オハラ、-30℃の低温下で駆動する全固体リチウムイオン電池の試作に成功
オハラは2016年8月24日、酸化物系材料を用いた全固体リチウムイオン電池において、積層シートの一括焼結製法を用いることで、-30℃という低温下においても駆動する電池の試作/実証に成功したと発表した。 モバイル機器…詳細を見る -
プラスチックフィルム・シート市場の調査結果を発表――新規用途の開拓に期待
富士キメラ総研は、プラスチックフィルム・シート市場についての調査報告書「2016年 プラスチックフィルム・シートの現状と将来展望」を発表した。汎用樹脂フィルム18品目、エンプラ・スーパーエンプラフィルム20品目、シート8…詳細を見る -
Tesla Motorsのイーロン・マスクCEOが見る未来――電気自動車、自動運転、そして太陽光発電
Tesla Motors CEOのイーロン・マスク氏は、自身のブログの中で、自らが10年前に公表したマスタープラン(基本計画)の総括と、今後の目標について語った。 2006年に同氏は、ブログで以下のようなマスタープ…詳細を見る -
理研、海洋性の光合成細菌から高分子量バイオプラスチックを生成
理化学研究所(理研)は2016年8月18日、高分子量のポリヒドロキシアルカン酸(PHA)を生産する海洋性の光合成細菌を発見したと発表した。PHAはバイオプラスチックの一種。生分解性や生体適合性などの特性を持つため、石油由…詳細を見る