カテゴリー:化学・素材系
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九州大学と新日鐵住金、自動車用DP鋼の破壊メカニズムを解明
九州大学は2017年1月20日、新日鐵住金との共同研究グループが、大型シンクロトロン放射光施設SPring-8での4D観察を活用し、自動車向けの鋼板として利用されているハイテンの一種の複合組織鋼(DP鋼)が破壊される際の…詳細を見る -
日立金属ネオマテリアル、高容量リチウムイオン電池用クラッド集電箔を開発
日立金属ネオマテリアルは2017年1月23日、高容量リチウムイオン電池(LiB)用クラッド集電箔を開発したと発表した。同クラッド集電箔はすでに、公的研究機関や電池メーカーで良好な成果を上げているという。2019年頃に量産…詳細を見る -
理研、化学的なクモの糸を作り出す手法を確立——従来不可能だった大量生産が可能に
理化学研究所(理研)は2017年1月19日、高強度を示すクモ糸タンパク質のアミノ酸配列に類似した一次構造を持つポリペプチドを化学的に合成する手法を開発し、合成したポリペプチドがクモの糸に似た二次構造を持つことを明らかにし…詳細を見る -
大日本印刷、サンルーフなどに最適な自動車向け曲面樹脂ガラスを開発
大日本印刷は2017年1月18日、耐候性、耐摩耗性に優れた樹脂ガラス用のフィルム「DNP超耐候ハードコート転写フィルム」の加工性を改良し、自動車のサンルーフなどに対応できる曲面樹脂ガラスを開発したと発表した。 同社…詳細を見る -
大日本印刷、射出成形加工で”触感”を付与できる新型の加飾フィルムを開発
大日本印刷は2017年1月18日、射出成形と同時に熱圧を利用して樹脂成形品と加飾フィルムを貼り合わせる射出成形加工(以下、同時加飾成形加工)において、表面の凹凸により視覚効果や触感を付与できる新型加飾フィルムを開発したと…詳細を見る -
JFEスチール、超大型コンテナ船向けの高強度鋼設計技術、高効率溶接技術を開発
JFEスチール(JFE)は2017年1月17日、ジャパンマリンユナイテッドと共同で超大型コンテナ船のアレスト性能を向上させる「構造アレスト設計技術」と、鋼板溶接を効率化する「狭開先アーク溶接技術」を開発したこと、さらにJ…詳細を見る -
パナソニック、低伝送損失のフレキシブル多層基板材料を製品化
パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は2017年1月17日、低伝送損失の高周波用フレキシブル多層基板材料を製品化したことを発表した。液晶ポリマー(LPC)のコア材と低温成形および常温保存可能な接着…詳細を見る -
有機ELでなくLCDで――超柔軟な液晶ディスプレイを東北大が研究
東北大学の研究チームが、2枚の極薄プラスチック基板で液晶を挟み、高分子壁スペーサで接着する新技術を用いることで、超柔軟な液晶ディスプレイを製造しようと試みている。開発した液晶ディスプレイは携行性や可変性に優れ、近い将来、…詳細を見る -
町工場の10年に渡る挑戦、鳥インフルエンザ対策用ネズミ侵入防止ネット「ネズサル」
メッシュ(網)の開発・製造企業くればぁは2017年1月12日、鳥インフルエンザの不活性化を可能にするネズミ侵入防止ネット「ネズサル」を開発したと発表した。同製品の研究・開発には10年に及ぶ歳月を要したという。 くれ…詳細を見る -
三菱マテリアル、次世代型パワーモジュール向け焼結型接合材料を開発
三菱マテリアルは2017年1月11日、低温で分解する有機分子でコーティングされた銀粒子を主成分とする焼結型接合材料を開発し、サンプル出荷を開始したと発表した。ハイブリッド自動車の高出力モーター電源制御用インバータなど、次…詳細を見る