カテゴリー:化学・素材系
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オーエム金属工業、切削加工時間を大幅に短縮する「快削性鋳鉄」を実用化
オーエム金属工業は2017年4月10日、島根県の特許を利用して、切削加工時間を大幅に短縮する「快削性鋳鉄」を実用化し、量産化を開始したと発表した。 今回使用された島根県の特許(特許第3707675号 工具磨耗抑制片…詳細を見る -
”光を放つ鉄”を開発――ルテニウムの代替に? 発光時間は100ピコ秒だが「十分な時間」
スウェーデンのルンド大学は2017年3月30日、光を放つ鉄ベースの分子を作製することに初めて成功したと発表した。太陽電池や光源、ディスプレイなどに利用できる素材の開発につながる可能性があり、鉄ベースであることから低価格で…詳細を見る -
京大ら、イオンの流れを光でスイッチングできる固体材料「光応答性イオン伝導体」を開発
京都大学らは2017年4月11日、金属イオンと有機物からなる結晶を用いて、イオンの流れを光によって制御できる新たな材料の合成に成功したと発表した。 同研究は科学技術振興機構(JST)戦略的国際研究プログラム(SIC…詳細を見る -
水素生成量が1桁増加する光触媒を開発 神戸大と大阪大の研究グループ
神戸大学分子フォトサイエンス研究センターの立川貴士准教授らと、大阪大学産業科学研究所の真嶋哲朗 教授らの研究グループおよび科学技術振興機構(JST)は平成29年4月10日、光触媒作用による水素生成量が1桁増加する光触媒を…詳細を見る -
リチウムイオン電池の15倍相当の蓄電容量に。カーボンナノチューブ採用のリチウム空気電池を開発
物質・材料研究機構は2017年4月5日、空気極(正極)にカーボンナノチューブを採用したことで、従来のリチウムイオン電池と比べて15倍相当の蓄電容量を持つリチウム空気電池の開発に成功したと発表した。リチウム空気電池が実用化…詳細を見る -
製造業の景況、自動車など好調で2カ月連続改善——TDB 3月の景気動向調査
帝国データバンク(TDB)は2017年4月5日、「TDB景気動向調査(全国)2017年3月調査」を発表した。全体の景気DIが前月比0.8ポイント増の46.2と2カ月連続で改善するなか、製造業も同0.9ポイント増の46.3…詳細を見る -
東大/九大、高い触媒活性を示すアンモニア合成触媒を開発
東京大学と九州大学は2017年4月4日、非常に高い触媒活性を示すアンモニア合成触媒を開発したと発表した。 両大学の研究グループはまず、窒素固定反応に適したPCP(リン-炭素-リン)型ピンサー配位子および窒素分子が配…詳細を見る -
フルヤ金属、有害物質を0℃からの低温で分解除去できる触媒の量産技術を確立
フルヤ金属は2017年4月3日、アレルギーや悪臭の原因となる揮発性有機化合物(VOC)、植物の腐敗を早めるエチレンの除去に用いられる低温活性触媒「FT-eco触媒」の量産技術を確立し、2017年4月から量産体制を構築する…詳細を見る -
古河電工、パワーモジュール用基板等向けに耐熱性に優れた無酸素銅条「GOFC」を開発
古河電気工業は2017年4月3日、パワーモジュール用基板やその周辺部材の材料として、高い耐熱性能を持つ無酸素銅条「GOFC(Grain Growth Control Oxygen Free Copper)」を開発したと発…詳細を見る -
折り紙がヒント――光を使って2Dシートを3D構造に折りたたむ手法を考案
米ノースカロライナ州立大学の研究者達は、平坦なシートを三次元の立体構造に折りたたむ手順をコントロールする方法を考案した。折り紙を折るように、各部を折り曲げる順番をリモートでコントロールできるという。 この方法では、…詳細を見る