カテゴリー:化学・素材系
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大分大とJST、高効率でアンモニアを生産できるアンモニア合成触媒を開発
大分大学工学部の永岡 勝俊准教授らの研究グループは2016年9月21日、既存の工業プロセスよりも理想的な条件で高いアンモニア合成活性を示す新規触媒(Ru/Pr2O3)を開発したと発表した。科学技術振興機構(JST)の戦略…詳細を見る -
EVなどのエネルギー貯蔵用高分子誘電体材料――現行素材より数倍高いエネルギー密度に
ペンシルベニア州立大学の研究チームは、高いエネルギー密度や電力密度、優れた充放電効率を兼ね備え、エネルギー貯蔵デバイスであるコンデンサ用材料として電気自動車(EV)やハイブリッド車に適した高分子誘電体材料を開発した。 …詳細を見る -
大日本印刷、超微細構造の部品の量産化を可能にするつなぎ合わせ技術を開発
大日本印刷は2016年9月13日、ナノインプリント用のパターン形成用テンプレートを、段差なく高精度でつなぎ合わせる技術を開発したことを発表した。これにより超微細構造の大面積のテンプレート作製や部品の量産化が可能になるとい…詳細を見る -
頭髪の1万分の1のナノニードルでCO2還元を効率化――排煙から燃料ができるように?
トロント大学工学部の研究者チームは、地球温暖化ガスの二酸化炭素(CO2)を、メタノールやエタノール、ディーゼルといった燃料の有用な原料である一酸化炭素(CO)に効率的に還元する方法を開発した。研究の詳細は、『Nature…詳細を見る -
MEP、衝撃性をさらに低下しにくくした「高意匠性ポリカーボネート樹脂」を開発
三菱エンジニアリングプラスチックス(MEP)は2016年9月12日、3種類の新たな意匠のほか、衝撃性や成形加工性が低下しにくい樹脂2種類を開発し、同社が展開する「高意匠性ポリカーボネート樹脂」を進化させたと発表した。 …詳細を見る -
マルチフィジックス解析ツールの新版「ANSYS AIM 17.2」、熱管理などを強化/日本語にも対応
アンシス・ジャパンは2016年9月8日、構造、流体、熱、電磁界を単一画面で解析できるエンジニアリングシミュレーション環境「ANSYS AIM」の新版「17.2」を発表した。 ANSYS AIM 17.2は、熱管理向…詳細を見る -
リチウム・イオン電池の次、リチウム・空気電池の欠点を解消する「リチウム・酸素電池」をMITなどが開発
「ナノリチアカソード電池」と呼ばれる新型のリチウム・酸素電池が、MITやアルゴンヌ国立研究所、北京大学の共同研究チームによって開発された。 現在、広く使われているリチウム・イオン電池よりも大容量になると期待されてい…詳細を見る -
冨士色素、イオン液体の研究開発や製造を開始——用途はアルミニウム空気電池の二次電池化など
冨士色素は2016年9月2日、イオン液体の研究開発、合成、製造を開始したと発表した。イオン液体の主な用途には、アルミニウム空気電池の二次電池化などを想定している。 イオン液体は、イミダゾリウムイオンやピリジニウムイ…詳細を見る -
写真やステンドグラスが発電――インクジェットで製造できる太陽電池
フィンランドのアールト大学の研究チームは、イギリスのEnergy & Environmental Science誌に、「Dye-sensitized solar cells with inkjet-printed dye…詳細を見る -
富士通セミコンダクターら3社、カーボンナノチューブを使った不揮発性メモリの共同開発に合意
富士通セミコンダクターと三重富士通セミコンダクターは、米Nanteroのカーボンナノチューブ(Carbon Nanotube)を利用した不揮発性メモリ「NRAM」のライセンスを受け、55nmテクノロジーでの商品化に向けて…詳細を見る