カテゴリー:化学・素材系
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理研と東大、わずかな湿度変化を動力源とするアクチュエーターを開発
理化学研究所と東京大学は2016年7月19日、わずかな湿度変化に応答し半永久的に動き続ける薄膜アクチュエーターを開発したと発表した。 アクチュエーターとは、外界から得た電力、磁力、圧力、温度などのエネルギーを、伸縮…詳細を見る -
世界で初めてアンモニアから燃料電池自動車用水素燃料の製造に成功
科学技術振興機構は2016年7月19日、広島大学や昭和電工らが、アンモニアから燃料電池自動車用の高純度水素を製造する実用可能な技術の開発に、世界で初めて成功したと発表した。 同技術は、内閣府総合科学技術イノベーショ…詳細を見る -
東北大学、電性や耐食性に優れた大表面積スポンジ状グラフェンを発表
東北大学は2016年7月15日、同大学多元物質科学研究所の京谷隆教授と西原洋知准教授、アリカンテ大学(スペイン)のベレンガー ラウル博士らの研究グループが、細孔壁が主に単層グラフェンから成るメソ多孔体「グラフェンメソスポ…詳細を見る -
ミズノ、CNTとの複合によりCFRPの衝撃強度向上に成功
ミズノは2016年7月7日、カーボンナノチューブ(CNT)の利用によって炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の衝撃強度向上に成功したと発表した。同社が今回確立した技術では、これまで困難とされていたCNTとCFRPの複合化…詳細を見る -
科学技術振興機構、光で剥がせる接着材料を開発 高温でも接着力を維持
科学技術振興機構(JST)は2016年7月4日、光に応答して形を変える分子を新たに合成し、光で剥がせるタイプの新しい接着材料を開発したと発表した。高温でも充分な接着力を維持し、紫外光を当てることで数秒で剥がせるため、さま…詳細を見る -
ジーエスユアサテクノロジー、宇宙用リチウムイオン電池のラインアップを拡充
GSユアサグループのジーエスユアサテクノロジーは2016年7月5日、宇宙用リチウムイオン電池のラインアップを拡充したことを発表した。新たに4機種を追加し、42Ahから190Ahまでの幅広い容量に対応した。 新たに追…詳細を見る -
300℃を超える耐熱性のアルミニウム・セリウム合金――アメリカのレアアース生産を加速させる可能性も
アメリカのオークリッジ国立研究所やローレンス・リバモア国立研究所の研究者たちがつくるチームが、耐熱性が高い上に鋳造しやすいアルミニウム・セリウム合金の研究開発に取り組んでいる。 アルミニウム・セリウム合金は溶融・鋳…詳細を見る -
NEC、カーボンナノホーンの繊維状集合体「カーボンナノブラシ」の作製に成功
日本電気(NEC)は2016年6月30日、カーボンナノホーンの繊維状集合体「カーボンナノブラシ」の作製に成功したと発表した。 カーボンナノホーンは、直径2~5nm×長さ40~50nmの角の形をしたナノ炭素構造体。従…詳細を見る -
東大、燃えにくい電解液を用いた4.6Vリチウムイオン電池を開発 高電圧と安全性を両立
2016年6月29日、東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻の山田淳夫教授と山田裕貴助教らのグループは、物質・材料研究機構、科学技術振興機構との共同研究により、リチウムイオン電池の高電圧作動を可能にする新たな電解…詳細を見る -
汚水が数滴あればLEDを20分点灯できる手裏剣型燃料電池
折り紙で折った手裏剣のような見た目をした燃料電池が開発された。数滴の汚水に含まれる微生物を使って電力をつくり出すことが可能で、バイオセンサーや過酷な環境下で使用する小型デバイスを動かすだけの電力を供給できるという。専門誌…詳細を見る