カテゴリー:化学・素材系
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広島大、遺伝子組み換え微生物利用の安全性を高める新技術を開発
広島大学は2017年3月20日、遺伝子組み換え微生物利用の安全性を高めるための、生物学的封じ込め技術を開発したことを発表した。 昨今、ゲノム編集技術などの遺伝子工学技術の発展によって優れた機能を持つ微生物の作製が可…詳細を見る -
炭素繊維の用途が広がるか——LLNL、炭素繊維を複雑な形状での3Dプリントに成功
ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)の研究チームが、直接インク書き込み(DIW:Direct Ink Writing)技術を用い、複雑形状の炭素繊維複合材料を3Dプリントすることに成功した。今回の研究成果により、軽…詳細を見る -
東北大、A-USC発電用材料としての条件を満たす「超高純度鉄基耐熱合金」を開発
東北大学未来科学技術共同研究センターは2017年3月16日、700℃級先進超々臨界圧火力発電(A-USC発電)用高温材料としての条件を満たす「超高純度鉄基耐熱合金」の開発に成功したと発表した。 A-USC発電は発電…詳細を見る -
燃料電池を使いやすくーー4サイクルエンジンを利用してメタンから水素を生むモジュールを開発
ジョージア工科大学の研究チームは、1世紀にわたる長い歴史を持つ4サイクルエンジンの機構を利用して、メタンから水素を作り出し二酸化炭素を固定貯蔵できるメタン改質モジュールを開発した。同モジュールはエネルギーが実際に消費され…詳細を見る -
京都大学、安価な樹脂を用いて抗体を高速分離できる多孔性樹脂を開発
京都大学の久保拓也准教授らやケムコによる研究グループは2017年3月15日、安価な樹脂を利用した多孔性材料(スポンジモノリス)を開発し、抗体の高速分離に成功したと発表した。バイオ医薬品精製の高速化、簡便化や低コスト化に寄…詳細を見る -
産総研、世界最高レベルの出力因子を持つ有機系熱電変換材料を開発
産業技術総合研究所(産総研)は2017年3月14日、発電性能を示す出力因子が600μW/mK²を超え、しかも印刷によって形成できる、高性能なp型の有機系熱電変換材料を開発したと発表した。この発電性能は世界最高レベルだとい…詳細を見る -
東大など、眼球内に安全に長期埋め込み可能な人工硝子体を発表
東京大学と筑波大学は2017年3月10日、人工の硝子体として眼球内に安全に長期埋め込み可能なハイドロゲルを開発したと発表した。この研究成果は、硝子体手術の合併症や眼への負担を大幅に軽減し、将来的に全ての硝子体手術を日帰り…詳細を見る -
日立製作所、竹を発電用木質バイオマス燃料と同等の品質に改質する技術を開発
日立製作所は2017年3月9日、竹を発電用木質バイオマス燃料と同等の品質に改質する技術を開発したと発表した。本技術は、微粒化した竹からカリウムと塩素を溶出することを可能にし、従来バイオ燃料に不向きとされてきた竹を有効なエ…詳細を見る -
帝人、耐摩耗性、耐候性に優れた自動車用樹脂窓のハードコート技術を開発 新保安基準に適合
帝人は、実車サイズの樹脂窓や複雑な曲面をもつ樹脂窓に、ガラス並みの優れた耐摩耗性、従来品の2倍の耐候性を付与できる新たな自動車用樹脂窓のハードコート技術を開発したと発表した。 自動車業界での車体軽量化に向けた取り組…詳細を見る -
東邦テナックス、リサイクル素材を使用したCFRTPを開発 コストを4~6割削減
東邦テナックスは2017年3月7日、同社の欧州事業会社であるトーホウ・テナックス・ヨーロッパが、リサイクル素材を使用したCFRTP(Carbon Fiber Reinforced Thermo Plastic、熱可塑性炭…詳細を見る