カテゴリー:電気・電子系
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東大、室温で巨大な磁気熱電効果を示す磁性金属を開発――無毒で低コストな発電への応用に期待
東京大学は2018年7月31日、理化学研究所などとの研究グループが、室温で巨大な磁気熱電効果「異常ネルンスト効果」を示す磁性金属Co2MnGaの開発に成功したと発表した。Co2MnGaは、これまでの最高値の10倍以上大き…詳細を見る -
身につけるだけで発電するデバイスも――温度差5℃で動作する熱電発電素子を開発
早稲田大学らの研究チームは、物質に温度差をつけると起電力が生じる「ゼーベック効果」を利用して温度差5℃で発電するマイクロ熱電発電素子を開発したと発表した。従来の構造を見直し、既存の半導体集積回路の製造技術を利用することで…詳細を見る -
東芝デバイス&ストレージ、民生/産業機器向けのArm Cortex-M3コア搭載マイコンライナップ追加
東芝デバイス&ストレージは2018年7月30日、民生/産業機器向けのArm Cortex-Mコア搭載マイコンTXZファミリーに「M3Hグループ」を加え、量産開始したと発表した。 M3Hグループは、スタンダードな「M…詳細を見る -
ビシェイ、超小型車載グレード表面実装型パワーLEDの新シリーズを発表
ビシェイ・インターテクノロジーは2018年7月26日、車載グレード表面実装型パワーLEDの新シリーズ、VLMx335xxおよびVLMx235xxシリーズを発表した。 同LEDシリーズには、スーパーレッド、レッド、琥…詳細を見る -
芝浦工大、構造物の損傷を完全非接触/非破壊で高精度に検知するシステムを開発――従来よりも約100倍強いLamb波を衝撃波で生成
芝浦工業大学は2018年7月26日、レーザー誘起プラズマ(Laser-induced plasma:LIP)による衝撃波を使用し、構造物の損傷を完全に非接触/非破壊で高精度に検知するシステムを開発したと発表した。 …詳細を見る -
東芝、車載3相ブラシレスモーター用パワーMOSFETゲートドライバIPDの新製品を発売――実装面積を従来の1/4に削減
東芝デバイス&ストレージは2018年7月24日、車載3相ブラシレスモーター用パワーMOSFETのゲートドライバIPD(インテリジェントパワーデバイス)「TPD7212F」 を製品化し、8月から量産、出荷を開始すると発表し…詳細を見る -
低エネルギーで複数電子を授受できる超原子を作成――高効率のバッテリーや半導体の実現が視野に
米バージニアコモンウェルス大学のKhanna教授らの研究グループは、低エネルギーで複数の電子の授受が可能な超原子を作成する方法を発見したと発表した。効率的なバッテリーや半導体の開発につながる可能性がある。研究結果は、20…詳細を見る -
磁性半導体における、異常ホール効果値の磁化に比例しない振る舞いを発見 理研と東大
理化学研究所(理研)は2018年7月21日、東京大学と共同で、「磁性半導体」であるチタン酸ユーロピウム(EuTiO3)の高品質単結晶薄膜を作製し、通常は磁化に比例する異常ホール効果の値が、磁化に伴ってさまざまな値をとるこ…詳細を見る -
会社より個人・チームがフォーカスされる時代へ。創業したCerevoを離れ、大きなパナソニックの変革に挑む――Shiftall 岩佐琢磨氏
「グローバル・ニッチ」というアプローチでユニークな製品を開発しているCerevo(セレボ)。同社は2018年4月、子会社Shiftall(シフトール)を設立し、その全株式をパナソニックに売却した。 Cerevoの創…詳細を見る -
北大、情報の幾何学から熱力学的な不確定性原理を発見
北海道大学は2018年7月19日、「情報幾何」と「ゆらぐ系の熱力学」の間の関係を発見し、「熱力学的な不確定性原理」を理論的に導出したと発表した。 機械学習やニューラルネットワークなどのコンピューティング技術の基礎理…詳細を見る